2002.03.09 群馬JAGA通信 Vol.75
O 島
今月はO原さんが初参加。しかしメンバーの集まりが悪い。前もって常連の内3人が来られないことが分かっていたので少し心配していたのですが…。結局7人でした。<フォルダンプ>は何とか行うことが出来ましたが<モノポリー>は出来ず、今月は「群馬モノポリー通信」がお休みとなりました。昨年の2月、3月も第2週の開催で集まりが悪かったのでこの月の設定日には注意が必要かもしれません。(第3週がいいのでしょうか?)
参加者は記入順でO島、O谷、O原、S田、M本、K塚、K村(敬称略)の7人。
<ノイ>(4人)
初参加のO原さんを迎えて最初は簡単な<ノイ>から。O原さん、私、O原さん、私と負けてあっという間に残り1枚に…。最初の手札は結構良かったのですが「50」を後から引いてくることが多かった。結果はこのまま私が負けて4位。O原さんもこの後に負けて3位。残り2人になった時点で持ち札の多かったO谷さんの勝利として終了しました。
<闇の怪盗>(5人)
<フォルダンプ>所有者のM本さんが来ましたが、必ず来るはずのK村さんを待つことにして<闇の怪盗>をプレイ。
金庫を閉めて抜けるタイミングが難しいゲームです。1度誰かが金庫を閉めると皆次々に閉めてしまうからです。(最後に残った人は得点0の為)ただ今回は1ゲーム目でちょっと波乱が…。3人が金庫を閉めてO原さんと私の2人が残ったのですが2人とも金庫を閉めようとしない。そう、2人とも金庫カードが来なかったのです。2人同時に金庫カードが来た時にはO原さんは金庫に宝物がありすぎて閉められず、私は12の金庫カードでギリギリ閉めることが出来た。この得点が83点で圧倒的。この後2ゲーム行うもこの差は埋められず私の勝利。勝った気がしないゲームでした。
@O島(132点)、AS田(50点)、BO原(35点)、CO谷(31点)、DM本(26点)
<カルカソンヌ>(5人)
今回は違った展開。平地に次々置かれる。O谷さんは7個中5個を平地に置く。平地に置かなかったのは私だけかな? 平地争いの間に道・都市で細かく点を稼ぐつもりだったのですがこれが裏目。道・都市ともになかなか完結しない。皆平地を繋ぎたがっていたから当然? 私の引きも弱かったし…。O谷さんは直線の道を繋げば1つの平地に4個の駒が置かれる状態にまでになったのですが自分で引くことが出来ず万事休す。結局平地争いはK塚さんが3個、M本さん、O原さん、O谷さんが2個でK塚さんに軍配。この得点21点が効いてK塚さんの勝利。今回は平地争いのゲームだった。
@K塚(48点)、AO島(38点)、BM本(33点)、CO原(26点)、DO谷(19点)
<フォルダンプ>(6人)
詳細はM本さんの「フォルダンプ通信」を見て頂くとして、私の感想としては最初にプレイした頃と随分イメージが変わった気がします。今は如何に無駄な借金をせずに済ませるか。…という方向に変わっています。以前はセリで1番を取り、いい路線を敷いて1回の輸送で4〜5点を獲得するというのが勝利の方程式の様に思えたのですが…。
最後のK村さんの「補助金」は考えつかなかった。自身も点を加えつつ一時的に最下位に落としてから使うなんて。
またK塚さんの1ラウンド目借金0(合計でも借金3)でも2位に入れてしまうのは驚きでした。(しかもポイントは1位と同じだし…) でもこれだけではつまらないので借金を蹴散らすほどのパワーで1度勝ってみたいですね。
<DON>(6人)
セリのゲーム。チップの総数が決まっているので値の付け方が難しい。また相手が自分の持っている数字(1の位)で競り落としてくれないと収入が無いのがきついです。私は初プレイでしたがこの収入がほとんど無く厳しい展開。自分の所有カードを売りに出してもチップが足りない。最後はやっぱりこの収入がよく入っていたK村さんの勝利。
@K村(13点)、AK塚・O原(9点)、CM本(8点)、DO谷(6点)、EO島(4点)
<アブディポスト>(6人)
私は参加していませんでしたが先月のプレイでは嵐がほとんど出ず、あっという間に終わってしまったらしい。今回はそんなことが無い様に祈ってゲーム開始。でもいつもと違って皆外周に逃げる弱い展開。ゲームはスローペースに…。嵐は普通の確率で出ていたのですが皆の部品が減らない。<闇の怪盗><カルカソンヌ><フォルダンプ>といい、今月はいつもと違った展開が多い。嵐発生時にうまく外周に逃げていたO谷さんが有利に進め、このままO谷さんの勝利。
@O谷(16点)、AK塚(14点)、BO原(11点)、CK村(10点)、DO島(9点)、EM本(8点)
<年会員募集のお知らせ>
2002年度の年会員(年会費:6000円)を募集します。4月または5月の例会時にO島まで連絡お願いします。
2002.3.9 群馬フォルダンプ通信 bQ
M 本
第2戦 ますます深まるプレイングの妙
T沢さんの欠場に伴い小生が今回の通信を担当します。どうぞお手元にヨーロッパの地図を置いてお読みください。わたしも平凡社の世界地図を見ながら書いています。今回の参加者は小生と五十音順でO島・O谷・O原・K塚・K村の各氏です。
<第1ラウンド>
路線カード選択終了時の状況は次の通り(以降のラウンドも同様)。
1.O原…借金3 北西・西 2.O島…借金4 北東・南西 3.M本…借金3 東2
4.O谷…借金3 北東・南西 5.K村…借金2 南西・東 6.K塚…借金0 南東・西
K塚さんはなんと借金0。徹底的な倹約作戦でスンナリ6番をとる。かたやO原さんは積極的に1番をとってケルン=パリ周辺に線路を敷設。2ポイントを獲得。借金の少ないO谷・K村・K塚各氏は線路を散らして敷設する方針。O島さんはハンブルグ=ハノーバー=フランクフルトの縦貫鉄道を、小生はドレスデン=ドルトムントの横断鉄道を狙いに行く。
O原さん以外はアクションカードを引く。O島・K村各3、M本2、O谷・K塚各1で総計なんと10枚(^^)。終盤がコワイ。
累計ポイントはO原2、M本・O谷・K塚各1、O島・K村各0。
<第2ラウンド>
1.K村…借金3 南東・南西 2.O島…借金2 南東・北西 3.M本…借金3 北東・北西
4.O谷…借金2 北東・西 5.K塚…借金2 南東・北西 6.O原…借金0 北東(捨)・西
K村さんは一転して1番をとり南部シュツットガルト周辺に自路線を拡大。散らしだけでは終盤のポイントの伸びがないので、こういう踏み込みの良さは必要で、このへんの駆け引きは見事である。「高速列車」と散らしの効果でこのラウンド何と11点を得る。O島さんも最強アクションカードの一角「有利な配置」を使ってでシュツットガルトまで延びた路線を貨物輸送し8点。他の人も輸送を始めて点を得る中、小生はじっと横断鉄道建設とカード引きにいそしむも、カード引き戦術の成果は今一つだった。
累計ポイントはK村11(11)、O島8(8)、O原7(5)、O谷5(4)、K塚4(3)、M本3(2)。
<第3ラウンド>
1.M本…借金3 東・東北 2.O谷…借金2 西・北西 3.K村…借金1 南東・南西
4.O原…借金2 南東(捨)・南西(捨) 5.O島…借金1 南東(捨)・南西 6.K塚…借金1 南西・北西
さて、いよいよ点の上積みが重要になってくる。前半最下位の小生にとってここからが本番。ドレスデンの北方ベルリンやケーニヒスベルク(カリーニングラード)の物資集積を見て路線を延ばし、「高速鉄道」を使ってこのラウンド一気に13点。それに伴いK村さんも2点を稼ぐ。各人点を上積みする中、O原さんは戦略に誤算があったようで2枚とも路線カードを捨て札に…。
累計ポイントはO島18(10)、K村17(6)、O谷16(11)、M本16(13)、K塚14(10)、O原11(4)
<第4ラウンド>
最終ラウンドは半分以上の路線カードが捨て札となり、借金も各人0。もうカードを併用した逃げ切りや追い込みがあるのみ。
順番は1.O谷 2.M本 3.O原 4.O島 5.K塚 6.K村。ここでK村さんが妙技を見せた。わざと最後順を引いて「新計画」等の妨害を防ぎ、かつ前のラウンドで自分より下の順位の人を先に加点し、自身を一時的に最下位に落としてから「補助金」を使ったのだ!しびれました。優勝と2位以下を分けたのは正に「プレイングの妙」だったと思います。
今回は非常に僅差の結果になり、全体の水準は確実に上がっています。次回はぜひ誰か打倒K村さんを!⇒弱気(^^ゞ
1位 K村 +121ポイント (21点+100) 所持金:43マルク
2位 K塚 +71 (21点+ 50) 27マルク
3位 O島 +40 (20点+ 20) 34マルク
4位 O谷 ±0 (20点− 20) 23マルク
〃 M本 ±0 (20点− 20) 23マルク
6位 O原 −81 (19点−100)
2002年フォルダンプ順位表 (得点の計算方法はNo.1を参照して下さい)
順 位 | 氏 名 | 試 合 数 | 点 数 | ト ッ プ 数 |
1 位 | K 村 | 2 | +240 | 2 |
2 位 | K 塚 | 1 | +71 | 0 |
3 位 | T 沢 | 1 | +66 | 0 |
4 位 | O 谷 | 2 | +14 | 0 |
5 位 | O 島 | 2 | +4 | 0 |
6 位 | M 本 | 1 | ±0 | 0 |
7 位 | O 原 | 1 | −81 | 0 |
8 位 | S 司 | 1 | −88 | 0 |
(2567.4.1)
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