2005.02.13   群馬JAGA通信   Vol.110

T沢、O島

 2/13の例会が17人(O島、T沢、O谷、Z宮、Y田、I田、K井、K沢、H橋、H越、N橋、K村、Sm田、S藤、N村、K塚、M井)。2/26の裏例会が13人(O島、Sm田、K村、K塚、Y田、K沢、N村、K池、S村、M井、Z宮、O谷、T沢)(記入順、敬称略)でした。

<八八>(7人) 2/13 記事:O島

 久しぶりにプレイしたいと思い提案すると7人が集まった。合宿の時以来なので約5ヶ月ぶり。O谷さんの「10点札ってどれでしたっけ?」の発言にはビックリしましたが直ぐに思い出した模様。並び順はH越-H橋-Z宮-O島-O谷-K沢-Y田。
 今回の私は運がいい。手札が悪い時は降りられて、強制参加の時は手役がある。特に序盤の絶場、大場での強制参加で「赤・三本」、「立三本」と手役があり大儲け。また終盤に絶場で強制的におろされた時は20点札、赤短札、青短札が各1枚あり、1人から3貫ずつ計9貫の儲け。更に大場で「くっつき」の手役があり、何もしていないのに勝ってしまったという感じ。
 これに対照的だったのがO谷さんとH橋さん。まずH橋さんは手役がある時に親が配るのをミスしてやり直し。(これが何回あった?) 「三本」の手役があるのに白札が含まれている(これが2回)等で運が悪い。O谷さんは強制参加で手役も無く大敗を繰り返して一気に借金を増やしていく。最後に大場で赤短を作ったが順位を変えるまでには至らず最下位だった。
 今回のゲームで私が見事だと思ったのはZ宮さん。だるま直前となった6月で「みずてん」を選択。場は絶場になり、結果は「抜け」て全員から4貫ずつ計24貫。更に勝利して借金を一気に返済。これは見事だった。でも順位は…。
 久しぶりのプレイでしたが大変盛り上がりました。私としてはこれもランキング戦にしたいと思っているのですが現状は無理ですね。せめて2ヶ月に1回はプレイしたいと思っているのでこのゲームが好きな方はお付き合い下さい。
 @O島 +80、AH越 +30、BK沢 +6、CY田 +3、DZ宮 −4、EH橋 −47、FO谷 −68

<ブームタウン>(4人) 2/13 記事:T沢

 アメリカの西部開拓時代。金を求めてたくさんの人がやってきます。一攫千金で見事市長になれるか、それとも一文無しで帰ることになるのかは、あなたの腕次第。手軽なカードゲームです。
 カードには、2から12までの数字と、産出する金の数が書いてあります。ダイスを2個振って、その数字が出れば、書いてある分の金(チップ)をもらうことができます。(要するにカタンですね)6,7,8が確率的に有利なのは言うまでもありません。これだけだと単純に運のゲームですが、競りの方法(特に分配)が一風変わっていたり、同じ色のカードを2枚以上持つと市長になれたり、様々なアクションカードがあったりで、最後までゲームを盛り上げます。
 今回は4人プレイでしたが、終わってみると意外なほど差がついていました。競りのテクニックが必要とされるのかもしれません。次回は5人でやってみたいですね。

<アドバンスト・シヴィライゼイション>(4人) 2/26 記事:O島

 長時間ゲームの会でのプレイ。Sm田さんは初プレイのため10時までインスト。本当はあと2人くらい欲しかったのですが集まらずに4人戦。国はアジア(K塚)、アッシリア(O島)、バビロニア(K村)、エジプト(Sm田)に決定。
 4人戦のマップはかなり狭い。都市マークは全部で30ヶ。上記の国順で7ヶ、7ヶ、8ヶ、8ヶしか保有できない。予想通り7ターン目の都市建設後は上記の都市数となった。ここからが本番。と思ったら次の8ターン目で私は災害の「内乱」と「蛮族の来襲」を引いた。貿易で「内乱」をK村さんに渡すと「裏切り」が返ってきた。次のSm田さんとの交渉で何かが返ってくると思ったが危険と思われる「迷信」が来ても[神秘主義]の効果で衰退は都市2ヶで済む。「裏切り」で都市を1ヶ奪い、また蛮族が来ても都市1ヶの損害で済むので実質都市2ヶの損害で収まると思い「裏切り」を渡したが返ってきたのは「疫病」。これは予想外で結局計4ヶの都市が消えてしまった。(これなら蛮族を渡した方が良かった) このため買うつもりだった[農業]を諦めて[金属細工]と[建築]へ変更。これだけならまだ良かったが3ヶの都市を再建して6ヶに戻した次の9ターンでも大損害を受け都市は2ヶになってしまった。このゲーム、2ターン連続で大きな災害を受けると再建がかなり厳しい。ここから7ヶの都市に復活するまで3ターンもかかってしまった。この間に差を大きく広げられこの時点で勝ちはほぼ無くなった。
 Sm田さんはエジプトの特徴を生かして序盤はトップを走っていたが災害の被害を受け始めたあとは徐々に停滞。災害の被害から如何に復活するかがこのゲームの鍵でやはり経験の差でしょうか?
 K村さんは[土木工事]を買った後は[原始信仰][悟り]と買い、12ターンで[一神教]を買って布教を始める。これはこれで面白いかも。ただトップのK塚さんと接していなかったのが残念。その分、私はだいぶ被害を受けましたが。
 K塚さんのアジアは災害を受けるも連続して大きな被害を受けることが無く、災害を受けた次のターンではほぼ復活していたと思う。また文明カードも毎ターンほぼ順調に購入していたので途中からトップに立った。
 最終ターンに最後だからと私は[一神教]でK村さんに奪われた都市へ攻め込んだがこれでK塚さんの勝ちを決定してしまった模様。最終的にK塚さんとK村さんの差は64点。8の貿易カードが追加と都市1ヶ(50点)でK村さんが逆転していたかもしれません。でも私も[一神教]でだいぶやられたのでお互い様かと。
 私としては最初に被害を受けた時に[金属細工]を買ったので[軍事]に走るべきだったと反省です。そのまま普通に文明カードを買っていても追いつけませんから。あと沿岸のエリアはアジアから奪うべきだった。これで沿岸の戦力が足りずに海賊の都市へ攻め込めなかったので。また被害を受けたあとは都市数が少なかったため貿易カードは必然的に4〜6を集めていましたが7〜9を集めるK塚さんとK村さんには追いつけなかった。(価値が高い貿易カードは枚数が少なくて済む為) 差が2以上ある貿易カードの取り引きの相場を見直すべきと感じました。(2以上の差ではセットで等価とか枚数を増やしてもらうとか) このゲームもまだまだ色々考えることが多いと感じた一戦でした。ただ4人戦とは言え、10時スタートで20時前に終わるとは思いませんでした。21時を過ぎても終わらないと思っていたのでこれは収穫です。
 @K塚(アジア) 4685点、AK村(バビロニア) 4621点、BO島(アッシリア) 4210点、CSm田(エジプト) 3742点

<ホッサ>(4人) 2/26 記事:T沢

 何となんと、歌を歌うゲームだそうである。正直言って、遠慮したくなった。しかし、他の選択肢が無さそうだったので、いっしょにやることになった。しかし、やってみるとおもしろい。親が2枚のカードから1枚選び、左隣の人から順番にキーワード(例えば、恋、色、1から10までの数字など)が含まれた歌を歌う、もし誰かが自分の知っている歌を歌っていたらいっしょに歌うだけである。けっこう盛り上がる。やってみて、あ、俺ってこのゲーム向いてるなって思った。群JAGAの忘年会でぜひやりたいゲームである。


【ランキング戦結果】
 <モノポリー>第4戦(6人)=Z宮
 <プエルトリコ>第5戦(4人)=O谷、第6戦(5人)=K沢、第7戦(5人)=K池

【その他にプレイされたゲームと勝者】
1/8
<ブームタウン>=T沢、<QJET>=H橋、<紀元1503>=I田、<FAB FIB>=H橋、<ボードニムト>=K井、<電力会社>=H橋、<キャントストップ>=O谷、<湾岸戦争>=M井(途中終了のためポイントによる)
1/30
<フィレンツェの匠>=S村、<マウゼン>=Z宮、<パリス>=Z宮、K池、<コロレット>=T沢、<トレンディ>=?、<ホッサ>=?、<WW2>=?、<かえるの王子さま>=K村、O島 など

<<お知らせ>>
  1. ほとんどはEメール配信となりましたが現時点で会報を郵便で送付している人はまだ13人います。この人数をもう少し減らしたく、4月以降は1年以上例会に参加していない方への発送は特別な事情を除いて止めようと思います。御了承下さい。今はホームページでも会報は読めますので今後はそちらをご覧下さい。また郵送している人の中でEメールに切り替えてもよい方がいればO島まで連絡下さい。
  2. 「第4回島朗杯モノポリー大会」を今年も開催します。日時は5/1(日) 9時からです。日本選手権のシード権も認可されていますので奮って御参加下さい。詳細はまた別途連絡します。また手伝って頂ける方も募集していますのでもし手伝える方がいれば連絡下さい。

1830入門》 第7回 記事:O島

 その4:<株式会社>続きその1
 前回の続きで残りの5社について書きます。


 (4)B&O
 最初の値付けが$100となる。序盤のタイル置きがほぼパターン化。「2」の列車を3台買うと序盤から高収益となる。といったことから経営は比較的楽。私は初心者向けと思っています。この会社が安泰に進むとこの株を多く持っている人の勝つ割合が高い。ただこの会社が一旦安泰のレールから外れるとゲームは大きく荒れることが多くなります。  (5)C&O
 NYから離れているので不利な様に思われますがそれほど不利ではありません。特に工事費が必要なく線路を敷けてシカゴとB&O本拠地に繋ぐ事で収益もそこそこなので他の会社を取られてしまった場合はこの会社でOKでしょう。  (6)Erie
 NYから離れている。最初のタイル置きが本拠地となり、しかもグリーンタイルとなるため1ターン目の設立は無意味。ただ"OO"タイル2ヶ所をうまく使えれば大きな収益となる。もしくはPRRかNYCかC&Oと協力して線路を敷ければ広い範囲で列車を走らせられる。あとNYC本拠地の片側にトークンが置ければ一気に優良会社になる可能性がある。  (7)NYNH
 本拠地がNYにあり、序盤からB&Oに次ぐ高収益が期待できます。私は1番好きな会社です。ただトークンが2個(本拠地ともう1個)しかないため、終盤の発展は望めません。「5」の列車を手に入れれば十分です。  (8)B&M
 NYからも近くNYNHが設立されていれば直ぐに接続が可能。2台以上の列車を持てば高収益になります。但し、トークンが2個しかないことと線路の敷き方(NYNH,NYCによる)によっては孤立してしまうことがあり注意が必要です。取り合えずはもう1個のトークンをどこに置くかが最大の課題でしょう。(NYNHが残っていればNYNH設立の方がいい)
 株式会社の説明は今回で終了です。次回は列車について書きたいと思います。





2005.02.13     群馬モノポリー通信     NO.103

K井

第139戦(2005年度 第4戦) ライトパープルを表にします。36ドル差の勝利・・・。(2/13) 記事:K井

 今日は、久しぶりに登場のS藤さん、Y田さんを迎えてダイスロールです。S藤さん、K井、Sm田さん、Z宮さん、Y田さん、H越さんの順でスタート。
 最初の交渉は鉄道から。Z宮さんは鉄道1をH越さんに350ドルで売却。H越さんは3枚目を自力購入して3鉄とする。そのH越さん、3鉄、オレンジ1、ライトパープル1をY田さんに渡してグリーン1+650ドルをもらいグリーン経営を開始。H越グリーン5軒スタート。
 Z宮さんがグリーン2軒に止まって−390ドル。H越グリーンは6軒に成長。S藤さんはライトパープル1+250ドルをY田さんに渡してオレンジ1、電気をもらって電水を揃える。K井はS藤さんにライトブルー1、レッド1+500ドルを渡してオレンジ2をもらう。K井オレンジ7軒スタート。
 Y田さんはZ宮さんに3鉄+400ドルを渡してライトパープルを揃える。Y田ライトパープル7軒スタート。
 鉄道の所有者はさらに移動を続ける。Z宮さんは3鉄をSm田さんに渡して、4鉄を揃えさせ、850ドルを得る。H越グリーンはライトパープル2軒に止まって家を2軒に減らす。Y田ライトパープルはじりじりと家を崩してからの、お客2人で波に乗れない。そんな中、S藤さんがイエロー3枚目を自力購入。S藤イエロー5軒スタート。
 K井オレンジはライトパープル2軒と鉄道の支払いで家を崩す。Z宮さんが、イエロー2軒に止まって−360ドル。S藤さんはZ宮さんにレッド1を400ドルで売却して建築資金を調達。S藤イエローは8軒に成長。Z宮さんはH越さんからレッド3枚目を500ドルで引き出し、Z宮レッド7軒スタート。
 K井がイエロー3軒に入って−850ドル。一飛び。Sm田さんがイエロー2軒に止まって−330ドル。Y田さんがイエロー3軒に止まって−850ドル。仮破産。0救済を受ける。しかし、鉄道に止まって破産。二飛び。ライトパープルはH越さんの手に。Sm田さんはダークパープルの経営を開始。Sm田ダークパープル8軒スタート。
 S藤さんがオレンジの追加経営を始める。Y田さんを救済したH越さんでしたが、レッド3軒に止まって−700ドル。三飛び。Sm田さんもイエロー3軒に止まって−850ドル。仮破産。4鉄で支払いを済ませるが、レッド3軒に止まって−750ドル。四飛び。
 残りは、S藤さんとZ宮さんの一騎打ち。タイムアップが近い。情勢はS藤さんの優勢か。駒位置はライトブルー。すかさずZ宮さんはライトパープルを抵当から出す。S藤さんの振り番でライトパープルに着地。−20ドル。ここでタイムアップのアラームが鳴る。ぞろ目のラストスローはレッド4軒に飛び込んでしまって−875ドル。勝者は如何に?
 集計結果を見ると二人の差はわずか36ドル。ライトパープルの20ドルで、40ドルの差が生まれなければ・・・。適切なタイミングでの抵当抜きを見せた試合巧者、Z宮さんの大逆転勝利でした。最後まで望みを捨てずに、やるべきことをやったことが勝因につながったと思います。この基本に忠実な姿勢をみんなで見習いましょう。ではでは。


1.Z宮   5074ドル(レッド)            +150ポイント(100+50)
2.S藤   5038ドル(イエロー)           +100ポイント(50+50)
3.Sm田     0ドル(ダークパープル、鉄道)      +20ポイント(20)
4.H越      0ドル(グリーン)            −20ポイント(−20)
5.Y田      0ドル(ライトパープル)         −50ポイント(−50)
6.K井      0ドル(オレンジ)           −100ポイント(−100)



【モノポリー2005年ランキング】
※トップ数の()内はモノポリー勝ちの回数。
「モノポリー勝ち」の場合は獲得ドル$15,000 と仮定してポイントを算出。

順 位
前回順位
 氏 名 
ゲーム数
ポイント
 獲得ドル 
トップ数
1位
1→
O島
250
$8059
1(1)
2位
4↑
Z宮
218
$6493
3位
2↓
H越
202
$7300
4位
S藤
100
$5038

5位
3↓
Sm田
96
$2694

6位
5↓
S木
28
$2830
7位
Y田
−50
$0

8位
6↓
K谷
−88
$1252

9位
7↓
H野谷
−100
$0

10位
8↓
K井
−237
$1300





2005.02.13     群馬プエルトリコ通信     Vol.25

K塚・O島



<第5戦>拡張(4人) 終了:14ターン 記事:O島

 まずは4人戦。O谷-K沢-O島-Y田の順。私は3番スタートだったので[木こり小屋]を買って自分の手番で「市長」を選び<コーン>と[木こり小屋]に入植者を置こうと思っていたのですが…。都合よく最初の場のタイルには<コーン>は無い。当然O谷さんは「開拓者」で<採石所>を選ぶと思ったら「建築」を選択して[木こり小屋]を買う。K沢さんも[木こり小屋]を買ったので無くなってしまった。そういえば以前も4人戦の3番スタートでこの思惑を外された事があった。縁がないのかなぁ。
 この後は出荷型にすべきだったのかもしれませんが基本的に私は建築型。どうしてもそちらに傾いていってしまう。この後は[大市場]を買って資金を増やそうとしたのですがこれがK沢さんには大きな脅威に見えたらしい。「船長」で私の商品を出荷させる。<珈琲><煙草>ならともかく<インディゴ>がそんなに脅威? でも私の下家のY田さんには商品が残り[大市場]で次々売っていく。被害を受けたのは私だけでちょっと納得がいかない。
 最後まで売りを制限されて建築型なのにお金が増えず結局最下位。そしてK沢さんに警戒されなかったO谷さんの勝利。今回はO谷さんの最初の選択とK沢さんの縛りにやられました。

<第6戦>拡張(5人) 終了:13ターン 記事:O島

 <モノポリー>に参加しようと思ったが既に6人。Z宮さんがどちらに参加するか迷っていたが結局<モノポリー>に決めて私は仕方なく<プエルトリコ>へ。4人戦で始めようとして順番まで決めて建物選びを始めたところでK塚さんがやって来て5人戦へ切り替わった。N村-O島-K沢-O谷-K塚の順。
 今回は2番スタート。先の第5戦で買えなかった[木こり小屋]を買う。(久しぶりの購入) もう1つはK塚さんが買うか、残るかと思っていたがN村さんが購入。買った理由は[木こり小屋]をO島1人にさせられないから(だったかな?)。あまりにも警戒されすぎているような気がするなぁ。
 [木こり小屋]同士では下家不利。[建設小屋]を買って<採石所>と<森>を集める。これ自体は間違っていなかったと思いますが<採石所>が2枚しか手に入らなかったのは予想外。またK沢さんの<砂糖>、O谷さんの<煙草>、K塚さんの<珈琲>が中盤で3回くらい売れてしまったのも予想外。[木こり小屋]以外の3人がお金のある状況では[木こり小屋]はほとんど意味が無い。4点建物が先に買われていってしまう。私も<珈琲>生産を始めるべきだったが迷った結果やめて、これで自分でトドメを刺してしまった。結局[木こり小屋]を買っておいて4点建物が1つだけ。しかも最後に残っていた[税関]でボーナスが2点では話になりません。また最下位は決定的だったのに最後まで警戒されていたような気が…。
 今回の敗因は久しぶりの[木こり小屋]で基本戦術を忘れてしまっていたのも大きな理由ですが[大市場]を買った後にまたK沢さんに警戒されたのも少し含まれます。[大きな市場]はK沢さんに異様に警戒されると分かりました。
 これで私は連続最下位。ポイントもマイナスに落ちました。でも予想外の事が起こるからコンピュータ戦とは異なり、この手の対人戦のゲームは楽しいのです。まだまだ楽しく続けられそうです。ただ今は<1830>の戦略検討に力を注いでいる(<1830>入門も書いている)ので当面<プエルトリコ>で挽回するのは厳しそうです。

  記事:K塚

 N村−O島−K沢−O谷−K塚  選択:小建木保・宿大交小・灯港図造・ギ公税市彫
 普段から"1番手は不利"と公言するN村さん(私もまったくもって同意見なので、昨年チャンプのN村さんには毎回自動で1番手をお願いしたい)、一計を案じ、初回に保管所を入れて出荷コンボを縛る。続くO島さんの木こりに対してK沢さんは教会を入れなかったので、5番手の私は大市場を選択、これに呼応してN村さんは交易所で教会を閉め出し、木こりコンボも縛って選択終了。どうやら有利なコンボを作らせない戦略らしい。(1番手なら正解と思う)さらに農地引きではコーン、染料×2、砂糖、煙草、珈琲と見事な引きを披露し、今回は大変興味深い対戦となった。
 さて、注目の初手開拓では、N村:石・O島:コ・K沢:砂・O谷:煙・K塚:珈となり、続くO島さん建築では、O島:木こり・K沢:小砂糖・O谷&K塚:小市場・N村:(迷ったが)木こり、と買われ、早くも木こり建築VS高額品種建築VS出荷(バランス?)の様相を呈した。K沢さん市長での砂糖生産体制成立をO谷さんは意に介せず、生産・出荷(O島さんは木こりに人を載せた)で1ターン終了。8船にはコーン、7船は砂糖が載ることとなった。2ターン目は普通に+1金鉱堀が連続で取られ、迎えたO谷さん、煙草工場を買いたいが手元には3金、仕方なく空商人で+1金。ここは普通は開拓:石の1手だが、なんと農地にコーンが3つ(N村さんさすがです)も出ていたので(笑)スルー。私も少し考えたが、木こりが出ている以上、開拓は選ばれるので、建築で建設小屋を購入。続くN村さんが仕方なく2連続開拓で石、K沢さんは1枚、O谷さんには2枚目のコーン、私には砂糖が行くこととなった。しかし、次の総督:K沢さんはまたしても開拓で石を取り、これで人無しの私の建築小屋は完全に裏目に出、石2を取るのにさらに数ターンを要する結果となった(見事な1手)。続くO谷さんは当然建築で煙草工場を買い、私は金が無くなってしまうが(珈琲生産が遅れるが)、砂糖が既に出荷されてるので小砂糖を購入、続くN村さんは小染料をタダヅモし、これでN村:染料・O島:コーン・K沢:コーン&砂糖・O谷:コーン&煙草・K塚:コーン&砂糖の生産体制となった。
 ゲームが大きく動いたのは第6ターン、このターンの建築(K沢さん?)にてようやく珈琲工場を手に入れた私だったが、O谷さんの手番で市長が選ばれるハズも無く(出荷船は既にコーン・砂糖・煙草で埋まっていた)、当然生産を選ばれて、私は市長を選ぶ事になるだろうと考えていたが、O谷さんの選択は………市長。市長!?思わず"何ぃ〜"と思ったが(おそらく他の3人もそうだと思う)、渡りに船、是非無く珈琲生産。この展開にO島さんは、「どーせ売られるので」とコーンを売り(1金か2金載っていた)、砂糖・煙草・珈琲と順番に売られてリセット。出来た資金で私が交易所を購入すると、今度はN村さんが「どーせ売られるので」と染料を売り始めてリセットが続き、全員の主力生産物が被らない事もあって、結局ゲーム終了までに4・5回リセットが掛かる事となってしまった。
 こうなると完全に建築の場で、全員が物凄い勢いで建物を購入していき、第13ターンに建てきり(N村さんかO島さん)で終わってみれば、残りの建物は生産・紫建物合わせてもわずか3つ(!)という壮絶な結末となった。
 勝敗の方はやはり出荷も同時に行っていたバランス建築の方が有利で1〜3位を取り、私は12ターンに公邸に人を載せ忘れた事もあって2位という結果になった。
 ちなみに、終盤、K沢さんが港(既に造船所は所有)を購入しようとした時、即座に私が「いや、10金建物の方がターンが伸びるから」と助言し、それによってN村さんが僅差で4位になった事も付け加えて置く。(K沢さんは渋っていたが、私の「去年の1位と2位を叩かなくてどーすんですか!」の一言で折れた。しかし、私が想定していた税関ではなく、市役所を買ったのはお見事。)
 なお、今回の対戦では人について苦労させられ、とても学ばさせて貰った。O谷さんが生産力アップのため、ことごとく市長を持っていくので(笑)、人が足りず、小市場に(売れてるのに)人が載せられない事が多々あり(3金は損をしている)早めにコーン生産に見切りを付けてその分をインフラ整備に当てるべきだったなと痛感したので。次からは市長時にはもう少し考えることにいたします。


2月13日(日)

戦目   順位   名前   勝利点 (建物+チップ+SP)    ポイント(順位点+加算)   スタート順

第5戦(拡張)14ターン
      1位   O谷   48点 (30+ 9+ 9)    +67点(+50+17)    1
      2位   K沢   40点 (21+13+ 6)    +29点(+20+ 9)    2
      3位   Y田   32点 (21+11+ 0)    −19点(−20+ 1)    4
      4位   O島   32点 (17+15+ 0)    −49点(−50+ 1)    3

第6戦(拡張)13ターン
      1位   K沢   44点 (17+22+ 5)    +61点(+50+11)    3
      2位   K塚   42点 (21+16+ 5)    +29点(+20+ 9)    5
      3位   O谷   41点 (15+26+ 0)    + 8点(± 0+ 8)    4
      4位   N村   40点 (27+ 4+ 9)    −13点(−20+ 7)    1
      5位   O島   34点 (24+ 8+ 2)    −49点(−50+ 1)    2


2月26日(土)

戦目   順位   名前   勝利点 (建物+チップ+SP)    ポイント(順位点+加算)   スタート順

第7戦(拡張)14ターン
      1位   K池   46点 (27+ 9+10)    +61点(+50+11)    2
      2位   S村   39点 (13+21+ 5)    +24点(+20+ 4)    3
      3位   N村   38点 ( 6+32+ 0)    + 3点(± 0+ 3)    4
      4位   K沢   38点 (21+ 9+ 8)    −17点(−20+ 3)    1
      5位   Y田   36点 (20+ 8+ 8)    −49点(−50+ 1)    5



【プエルトリコ2005年ランキング】
(ポイントで同点の場合は勝利点の平均が高い人、更にトップ回数が多い人を上位とします)

順 位
前回順位
 氏 名 
ポイント
勝利点平均
ゲーム数
トップ回数
1位
4↑
K沢
114
44.3
2位
2→
K塚
97
43.7
3位
K池
61
46.0
4位
3↓
N村
56
41.3
5位
8↑
O谷
50
43.3
6位
S村
24
39.0

7位
6↓
M井
−9
43.0

8位
1↓
O島
−13
42.5
9位
7↓
K谷
−18
47.5

10位
5↓
Y田
−44
37.7

11位
9↓
H野谷
−49
42.0

12位
10↓
K井
−49
35.0




(2570.03.07)


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