2005.06.04 群馬JAGA通信 Vol.114
T沢・O島
今月は6/4例会が17人(T沢、K塚、M井、O島、S藤、K沢、Sm田、O谷、K村、H越、T橋、Z宮、Y本、N村、K池、Y田、N橋)。6/19裏例会が13人(T沢、H越、O島、M井、T橋、Y田、O谷、Z宮、M本、K沢、K村、K谷、K塚)(記入順、敬称略)でした。
ダイスとカードを使った、会社の設立、乗っ取りをテーマにしたシンプルなゲーム。だいぶ前に購入したゲームだが、今回念願の初プレイとなった。やることは非常に簡単で、自分の番になったら、収益を受け取って、ダイスを3個振り、その組み合わせによって手札からカードを出して会社を設立したり、他人の会社に自分のコマを置いて乗っ取りを狙ったりする。これだけである。しかしこれが実におもしろい。終盤まで私がリードしていたのだが、みんなにマークされ、最終的にはO谷さんの勝利。ぜひとも雪辱戦を強く希望。
オランダ革命をテーマにしたゲーム。5勢力に分かれて争うがそれぞれの勢力の目的が異なるため各勢力の特徴を理解していないと厳しい。今回は全員初プレイ。何をすればよいか全く分からない状態のまま始まった。
カトリック(O島)、ハブスブルグ家(Sm田)、貴族(K塚)、市民(K村)、改革派(H越)で決まりゲームスタート。各フェイズの内容説明をしながら進めたので0ターンのみで1時間以上。ゲームが例会の時間内に終わるのか?と思ったがその後は進行が早まり約5時間で終了。慣れれば4時間以内で終わりそうです。
ゲームの方は私(カトリック)がUTRECHTを死守したらどうなるかで始めたため、南方が手薄となり貴族に多くの地域と都市を奪われてしまった。結局はこの分が効いて貴族の圧勝で終了。(結果は記録しなかったので得点は不明だが順位は @K塚 AH越 BK村 CSm田 DO島 の順)
私は初プレイのゲームでは特に勝ちを気にせずゲームに慣れることに専念するので今回は交渉を一切せず。実際は私が上記の通りだったのと交渉相手になるはずのSm田さんにその気が全く見られなかったので「まぁ初プレイだし」ということでそのままにした。でもやっぱりカトリックとハブスブルグ家は協力すべきでしょう。カトリックは資金面で、ハブスブルグ家は軍事面でお互いをサポートする。貴族は不利になりそうな勢力をサポートしつつバランスをとり、最終的にひとつ頭が抜き出るように調整する。市民と改革派はやはり協力体制が必要だと思うが市民の戦略はまだ私には分りません。改革派は市民の忠誠表の効果が大きいので必要な都市の忠誠を改革派よりにしていけばいいのかなと。
とにかくもう何回かプレイしないとちょっと分りません。ボードの写真を撮らせてもらったので各勢力での戦略を考えてみようと思います。近いうちにまたプレイしたいですね。(多分7/2の例会時)
日本、アメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、イタリアの6カ国で、お手軽な海戦カードゲームが楽しめる。なんとプレイ時間は30分とのこと。(実際はもっとかかった)私のリクエスト。カードの種類が多いが、それさえ慣れてしまえば実に簡単。主砲、副砲、魚雷、航空攻撃などあり、使うのはカードとサイコロ1個だけというシンプルさ。防御側もカードを出せるので、どのカードを取っておくかも戦略のひとつ。最終的には沈めた船の勝利点が25を超えた人の勝ち。私は日本軍を担当したのですが最後に大和を沈められてT橋さんに逆転勝利を献上してしまい、最下位に終わりました。
【ランキング戦結果】
<モノポリー>第11戦(6人)=K谷
<プエルトリコ>第19戦(4人)=Sm田、第20戦(5人)=Z宮、第21戦(5人)=K沢、第22戦(5人)=K沢、第23戦(4人)=Y田
【その他にプレイされたゲームと勝者】
- 6/4
-
<Xパッシュ>=O谷、<クラウド9>=O谷、<かえるの王子さま>=K沢、<ムガル>=K沢、T橋、<この窓どの窓?>=T橋、<ファブフィブ>=T沢、<右に左に>=S藤、<ガルゴン>=?、<闇の怪盗>=Y田、<オルトレマーレ>=K塚、<紀元1503>=Z宮、<ダイナマイト>=?、その他
- 6/19
-
<ダミー2人戦>=T沢、<ダイアモンド>=T沢、<うさぎとはりねずみ>=O谷、<ババンク>=M井、<ネイバルバトルズ>=T橋、<グリード>=Y田、<サンクトペテルブルグ>=M井、<ヴェニスのパトロン>=K塚、<トラブルスクール>=?、その他
<<お知らせ>>
- 【ドイツフェスティバル】7/12〜7/18に群馬県庁にて「ドイツフェスティバル」が開催されます。その中で「黒田人形店」さんが出店し、ドイツで作られたゲームの紹介もするとのこと。会場に来て頂いた方にゲームの説明や実際にプレイしてもらうテーブルを一卓用意するようなので私も時間の許す限り手伝いをしたいと思っています。皆さんの中にも都合のつく方がいれば参加してください。
- 【群馬JAGA合宿】合宿の日時と場所は前回連絡したとおり。幹事より7/17までに取り合えず出席の連絡がほしいとのことなので参加予定の方はZ宮さんまで連絡してください。
2005.06.04 群馬モノポリー通信 NO.107
Z宮
第146戦(2005年度 第11戦) 出すべきか出さざるべきか?それが問題だ。(6/19:記事 Z宮)
暑かったり寒かったりと、気候に振り回されっぱなしのZ宮です。皆様はお元気のご様子で(ですよね?)なによりです。今日はプエルトリコの会でしたので集中してそれを行い、まずまずの戦績。次にモノポリーが始まるまでとグリードをやったのですがこれが失敗。確率の計算で頭がこんがらがってしまいました^^;体調不良で頭が痛かったので、さらに頭痛がひどくなり『これで勝ったらおめでとう!ってとこだな』というセリフが頭によぎりました。
さてスタートはH越さん、T沢さん、K谷さん、T橋さん、O島さん、Z宮の順番でスタート。
やはりダイスが言うことを聞きません^^;序盤はH越さんが物件現金とも良好。T沢さん、O島さん、Z宮はTAXに飛び込み出遅れ、T橋さんは物件が買えず苦しい状態。
中盤、Z宮さっさとオレンジを揃え6件スタート。H越さんはZ宮から得た物件をK谷さんとO島さんとで行い、H越さんレッド6件、O島さんライトブルー12件に。K谷さんは更にT沢さんと交渉を行いライトパープルを得、ライトブルーに留意して余裕を残した6件スタート。T沢さんは4鉄で様子見か?T橋さんは未だ有効物件が買えず交渉に絡めない。打撃戦はあっさりZ宮とH越さんがO島さんへ500と600払いで家を崩す。Z宮はT沢さんにオレンジを渡し4鉄に、H越さんは更にK谷さんに支払いでレッドをO島さんに渡す。2人が崩れ、3人で打撃戦になるはずが二度の収益でO島さんが一歩抜き出た状態。そんな状態で、T沢さんが大きな支払いだったのですが家を崩すとO島さんが家を買い打撃力を上げてしまう…そう思ったK谷さん支払いを水道とグリーン一枚のみで良しとした。(家放出させないために)さすがK谷さんだなあと感心したのもつかの間、またT沢さんがそしてT橋さんが支払うはめに。それらも、ほとんど債務肩代わりみたいな感じでさばくK谷さん。
いくらなんでも払いすぎ&貰わなすぎではと思った所へO島さんがオレンジに泊まり、K谷さんの狙い通りに事が進む。しかし、いつまでも家の放出を止められるはずもなく4件放出されてしまう。それを、競売で+100以上の値で購入するT沢さんとO島さん。結果、オレンジ+1件、レッドは+3件になった。(オレンジは1件200で、レッドは3件600以上で購入)一週もしない内にタイムオーバー。
計算してみると38$差でK谷さんの勝利。いやはや見事と言うしかありません。O島さんは家の購入がもう少し低ければと思うのは後の祭りですかね^^;昔の記事を読み返すとH越さんとの交渉多いですね、私。記事書いてて何故かそう思いました。
1.K谷 3556ドル(4鉄→ライトパープル+4鉄) +135ポイント(+100+35)
2.O島 3518ドル(ライトブルー→+レッド) + 85ポイント(+50+35)
3.T沢 2060ドル(4鉄→オレンジ) + 40ポイント(+20+20)
4.H越 911ドル(レッド) − 11ポイント(−20+9)
5.T橋 330ドル(ダークパープル) + 47ポイント(−50+3)
6.Z宮 38ドル(オレンジ→4鉄) −100ポイント(−100+0)
【モノポリー2005年ランキング】
※トップ数の()内はモノポリー勝ちの回数。
「モノポリー勝ち」の場合は獲得ドル$15,000 と仮定してポイントを算出。
順 位 | 前回順位 | 氏 名 | ゲーム数 | ポイント | 獲得ドル | トップ数 |
1位 |
2↑ |
K井 |
8 |
364 |
$25549 |
3(2) |
2位 |
1↓ |
Z宮 |
6 |
294 |
$14621 |
2 |
3位 |
3→ |
S木 |
5 |
248 |
$7928 |
2 |
4位 |
4→ |
K池 |
2 |
232 |
$8492 |
1 |
5位 |
7↑ |
O島 |
6 |
216 |
$11677 |
1(1) |
6位 |
5↓ |
Sm田 |
3 |
174 |
$5573 |
|
7位 |
6↓ |
H越 |
7 |
141 |
$8211 |
1 |
8位 |
8→ |
S藤H |
1 |
100 |
$5038 |
|
9位 |
15↑ |
K谷 |
8 |
9 |
$7618 |
|
10位 |
9↓ |
S藤A |
1 |
0 |
$0 |
|
11位 |
10↓ |
T沢 |
3 |
−10 |
$2060 |
|
12位 |
− |
T橋 |
1 |
−47 |
$330 |
|
13位 |
10↓ |
Y田 |
2 |
−50 |
$0 |
|
〃 |
− |
M井 |
1 |
−50 |
$0 |
|
15位 |
13↓ |
H野谷 |
1 |
−100 |
$0 |
|
〃 |
13↓ |
O谷 |
1 |
−100 |
$0 |
|
17位 |
16↓ |
M本 |
3 |
−153 |
$2744 |
|
2005.06.04 群馬プエルトリコ通信 Vol.29
O島
最近全く勝てません。苦手な出荷型に持っていこうとしていることとお金があると遊びに走ってしまうこともあるのですがやはり回りのレベルが上がっている(私のレベルが落ちている?) のでしょう。建築型に専念すればもう少し勝てるのかもしれませんがそれでは面白くないし、ここまできたらもう少し色々やってみようかなとも思います。取り合えず、自分の中での整理と初心者のために次回からは記事を減らして建物の組み合わせについて書いていこうかと思っています。
<第19戦>拡張(4人) 終了:15ターン 記事:O島
<レボリューション>が予想より早く終わったので<プエルトリコ>へ。久しぶりにN村さんと対戦できると思ったら既に帰ったとのこと。残念! Sm田-Y田-O島-K沢の順で4人戦。
私は<コーン>スタートでもあり<採石所>も取らなかったので出荷型へ。Sm田さんとK沢さんが建築型。Y田さんは[インディゴ大]で<インディゴ>を3つ生産しているのに序盤は建築重視で途中から出荷型に切り替えた。最初から出荷型にしていてくれれば私も…。今回はSm田さんの[灯台]が当たり。他の人だけでは船が埋まらず毎回3つの船に出荷していたのでは?これでお金を稼ぎ途中から挽回。K沢さんと同点だったがお金の差で久しぶりの1位を獲得した。
<第20戦>拡張(5人) 終了:14ターン 記事:O島
この日はすごい。<プエルトリコ>は4戦もプレイされた。「プエルトリコの会」とは言え何ヶ月ぶりでしょうか?
まず1戦目はM本-K沢-Y田-Z宮-O島の順で5人戦。私は前回と同様<コーン>スタートだったのと[水路]が買えたので出荷型へ。途中「商人」を選択して<砂糖>が売れて[集会所]を買う資金ができたのだがこの<砂糖>を売ったことがK沢さんの感に触ったらしい。そのターンで[船長]で出荷と思われた場面で別の選択。「O島さんが出荷していれば船は<コーン><インディゴ><砂糖>で決まったのに…。O島さんの手に乗るのもなぁ」と言われたが私が商品を売れたタイミングと [集会所]を狙いに行くタイミングはここしか無かったと思うしそれを言われても…。今回に限らず良くあることでは? (被害妄想増大)
結局これで船には<煙草>と<珈琲>が載ってしまい私の商品はほとんど出荷できなくなった。(私が毎ターン生産していたこともある) 今回は[保管所]ということもあり私は20近くの商品を腐らせたのでは? [集会所]で毎回5点以上稼げていたので久しぶりに出荷型で勝てると思っていたのですが…。当のK沢さんは最下位。あの時出荷だったら2位か3位では? 自分を最下位に落としてまで私の1位を防ぐとは…。何といっていいやら。ていうか被害妄想?(モアちゃん風に)
<第21戦>拡張(5人) 終了:14ターン 記事:O島
M本さんの要望もあり、続けて同じメンバーもう1戦。Y田-M本-K沢-Z宮-O島の順。
3番スタートのK沢さん。1ターン目で<砂糖>タイルを取り、[砂糖小]を買い、「市長」で砂糖生産ができるようにすると2ターン目は1金載った「船長」で空出荷。おぉ!流石です。これなら誰かが生産しても出荷できないので3ターン目の総督の時に「商人」で売れる。「監督」が選ばれなければ2金載った「監督」が選べる。(1ターン目で4番、5番スタートが「金鉱堀」を選ぶことが前提) Z宮さんは躊躇したが私は気にせず「監督」を選ぶ。これでどういう展開になるか知りたかったし…。3ターン目で当然K沢さんは<砂糖>を売って8金に。私は[小市場]があったので<コーン>を1つ売り1金載った「金鉱堀」を選んだら8金に…。何だ、同じじゃん。出荷で1点ある私の方が上? 期待はずれ。([水路]だったら…。手としては面白い)
ただ私は8金もあり4ターン目で1金載った「建築」が選べて10金まで買える状況となると[図書館]が…。本来であれば <珈琲>生産へいく所だが誘惑に勝てず[図書館]購入。(K沢さんも[図書館]を買えたが[珈琲]を買い普通に進める) 実はだいぶ前にも早いターンに[図書館]を買ったことがあるがその時は全く振るわず。リベンジを兼ねての購入。でもいきなりミス。5ターン目の私の総督で[図書館]をアクティブにしなきゃと焦り「市長」選択。直ぐ間違いに気づいた。次の私の番まで2ターン近くある。流石にこの間に「市長」は選ばれただろう。他の選択肢を選んだ方が良かった。時既に遅し…。
その後もうまく使えずに終わってみれば最下位。序盤の[図書館]は無理でしょうか? また機会があればもう1度…。あとK沢さんの手は建物の状況によっては面白いかも。私にもお金が入ってくるのであれば先に別の建物を買っていたかも。
<第23戦>拡張(4人) 終了:16ターン 記事:O島
私が<モノポリー>に参加している間に第22戦があった。更にまだやるとは・・・。K沢さんとY田さんは本日4戦とも参加。ゲーム回数で私を上回る人がでるとは思っていませんでした。K沢-Y田-O島-O谷の順で4人戦。最近4人戦になると3番スタート固定。記録を追うと6戦連続。でも結果は・・・。<コーン>と建物を起動できるので有利な順番だと思うのですが。
さて今回は[木こり小屋][図書館]が入ったので[木こり小屋]でプレイ。もう1つは売れず私のみ。となると警戒が厳しい。特にK沢さんはあからさま。「[木こり小屋]に勝たせるのは悔しいから。」と言っていたがそう思えないのは私だけ?
私自身はこれといってミスも無く進めていたが回りはそれ以上に進展が早い。船に<コーン><インディゴ><砂糖>が載った直後にK沢さんが[珈琲]を買ったため<珈琲>がすぐ売れた。これが効いて10金建物の最初の2つ[市役所]と[公邸]を取られてしまった。私は[砦]と[彫像]を取ったがこれではボーナス点が・・・。こうなると今の考えの[木こり小屋]では[教会][図書館]の3つセットで無いと勝てないかも。ターンが16ターンと長くなったのも大きい。[開拓者][建築]が選ばれた回数が少ないということ。
ゲームは1ターン目で[宿屋]を買ったY田さんがバランス良く点を稼ぎ圧勝。5人戦の2番スタートでの[宿屋]は私も今度やりたい(K沢さんも同じ考えがあった模様)と思っていましたが4人戦でやるとは・・・。ただ今回は私が[木こり小屋]で流れが違ったためかとも思います。やっぱり最初に4金を使ってしまうのは厳しい。基本でやっていたころは負けもしないが勝ちもしないが[宿屋]の印象だったので。もう少し[宿屋]のことは考えてみたいと思います。
6月4日(土)
戦目 順位 名前 勝利点 (建物+チップ+SP) ポイント(順位点+加算) スタート順
第19戦(拡張)15ターン
1位 Sm田 47点 (24+13+10) +59点(+50+ 9) 1
2位 K沢 47点 (21+15+11) +29点(+20+ 9) 4
3位 O島 45点 (12+33+ 0) −13点(−20+ 7) 3
4位 Y田 39点 (14+20+ 5) −49点(−50+ 1) 2
6月19日(日)
戦目 順位 名前 勝利点 (建物+チップ+SP) ポイント(順位点+加算) スタート順
第20戦(拡張)14ターン
1位 Z宮 50点 (28+16+ 6) +63点(+50+13) 4
2位 O島 46点 (11+35+ 0) +29点(+20+ 9) 5
3位 M本 43点 (25+10+ 8) + 6点(± 0+ 6) 1
4位 Y田 41点 (14+22+ 5) −16点(−20+ 4) 3
5位 K沢 38点 (16+22+ 0) −49点(−50+ 1) 2
第21戦(拡張)14ターン
1位 K沢 52点 (25+11+16) +68点(+50+18) 3
2位 Y田 44点 (23+13+ 8) +30点(+20+10) 1
3位 Z宮 38点 (16+22+ 0) + 4点(± 0+ 4) 4
4位 M本 35点 (13+22+ 0) −19点(−20+ 1) 2
5位 O島 35点 (16+19+ 0) −49点(−50+ 1) 5
第22戦(拡張)14ターン
1位 K沢 62点 (25+30+ 7) +74点(+50+24) 3
2位 Y田 62点 (13+49+ 0) +44点(+20+24) 4
3位 O谷 42点 (17+25+ 0) + 4点(± 0+ 4) 5
4位 M井 39点 (21+11+ 7) −19点(−20+ 1) 1
5位 K村 39点 (21+ 7+11) −49点(−50+ 1) 2
第23戦(拡張)16ターン
1位 Y田 60点 (22+31+ 7) +65点(+50+15) 2
2位 K沢 52点 (23+17+12) +27点(+20+ 7) 1
3位 O島 47点 (28+15+ 4) −18点(−20+ 2) 3
4位 O谷 46点 (18+28+ 0) −49点(−50+ 1) 4
【プエルトリコ2005年ランキング】
(ポイントで同点の場合は勝利点の平均が高い人、更にトップ回数が多い人を上位とします)
順 位 | 前回順位 | 氏 名 | ポイント | 勝利点平均 | ゲーム数 | トップ回数 |
1位 |
3↑ |
K沢 |
300 |
44.5 |
21 |
6 |
2位 |
1↓ |
N村 |
261 |
43.6 |
8 |
3 |
3位 |
8↑ |
Z宮 |
127 |
44.3 |
3 |
2 |
4位 |
2↓ |
O島 |
117 |
43.8 |
17 |
3 |
5位 |
5→ |
K塚 |
115 |
44.6 |
5 |
2 |
6位 |
4↓ |
O谷 |
99 |
43.6 |
11 |
3 |
7位 |
6↓ |
T沢 |
71 |
44.5 |
2 |
1 |
8位 |
7↓ |
K池 |
61 |
46.0 |
1 |
1 |
9位 |
9→ |
U佐美 |
28 |
45.0 |
1 |
|
10位 |
10→ |
S村 |
24 |
39.0 |
1 |
|
11位 |
− |
M本 |
−13 |
39.0 |
2 |
|
12位 |
12→ |
T山 |
−14 |
42.0 |
1 |
|
13位 |
11↓ |
M井 |
−21 |
40.8 |
4 |
|
14位 |
16↑ |
Sm田 |
−29 |
40.0 |
5 |
1 |
15位 |
13↓ |
H野谷 |
−49 |
42.0 |
1 |
|
16位 |
− |
K村 |
−49 |
39.0 |
1 |
|
17位 |
14↓ |
N口 |
−49 |
37.0 |
1 |
|
18位 |
15↓ |
K井 |
−49 |
35.0 |
1 |
|
19位 |
17↓ |
K谷 |
−92 |
44.0 |
5 |
|
20位 |
18↓ |
Y田 |
−110 |
41.3 |
15 |
2 |
K塚
第2回・文明の特性
〇最初の国選びでアイツに差をつけろ!(学習教材風に)
ADCVにおいて、最初の文明選びは思ったより重要です。なぜなら各文明によって長所・短所が決まっているので、そこを踏まえて国運営を行っていく必要があるからです。そこで今回は、各文明における長所&短所、さらに各文明が最初に買うべき文明カードについて述べていきたいと思います。
- エジプト・バビロニア
長所:人口制限の高いエリアが多く、都市マークも多くて国が豊かである。
短所:主要エリアに洪水平野を抱えている。ASTで順位が遅く不利である。(災害カードを引きやすく、貿易カードが品切れる事が多い)ASTで初期に停滞する必要がある。
最初に買うべき文明カード:洪水平野対策に土木工事。
解説:エジプト・バビロニアは間違いなく強国であり、国が非常に富んでいるので初心者にも扱いやすい文明ではありますが、他の国より絶対的に有利か?と問われると当然そんなことはなく、デザイナーによる数々の障害により上手くバランスが取られています。その最たる物がAST上での不利さであり、特に第4ターン目に16トークンしかないのに2都市を要求されるのは悪魔的とさえ言えるでしょう(笑)。ここでもし、誘いに乗って2都市作ってしまうと、16−12=4トークンしか残らなくなり、後の展開は絶望的とさえ言えるので、必然的に4ターン目で停滞する事となります。これで100点とはいえ他の文明と差が付いてしまい、これをゲーム終了までに覆すには、文明カードで常に先行していくか、もしくは他の文明全てを停滞させるかしかありません。実際のところ他の文明全てを停滞させるのは難しいと言えるので、必然的に文明カードのポイントで他を常に上回る必要があるでしょう。もちろん、簡単に都市は出来るし貿易カードもたくさん入ってくるでしょうが、それを確実に文明カードに替える必要があります。細かなミスも許されません。また、エジプト・バビロニアの両国は互いに強固な同盟を結ぶべきです。ただでさえASTで差が付いているのですから、差が付いている者同士で争うのは馬鹿げてます。災害は優先的にASTで先行している文明に割り振り、停滞させるように努力しましょう。しかし、一度その文明がASTで停滞して自分たちと同じ位置になったら、こんどは手のひらを返したように友好的に振る舞うべきです。何故ならAST上で差がないので有れば、エジプト・バビロニアより豊かな国は存在しないので、そのような文明はもはや脅威とはなり得ないからです。
- アッシリア(アジア)
長所:比較的豊かなエリアが多く、都市マークも多い。また、領土的にこれといった短所が無い。
短所:ASTで順位がやや遅い。
最初に買うべき文明カード:領土的欠陥が見あたらないので特には無いが、効果を考えて貨幣。
解説:アジアを選ぶ位なら、アッシリアの方が色々と有利なので普通はアジアは選ばれません。よってカッコ付き。それはさておき、アッシリアも強国です。しかも洪水平野のような領土的欠陥が無い事と、ASTで停滞する必要がないので、エジプト・バビロニアより有利かもしれません。特にクレタプレイヤーの移動が甘かったり、クレタがいなかったりすると、トルコ全土を支配出来るので非常に有利になります(さすがにさせては貰えないでしょうが)。基本的にセオリー通りプレイしていれば、まず間違いなく上位に来る強力な文明です。そんな有利なアッシリアですが、勝つための難点を上げるとすると1つだけ挙げられます。それは第10ターンでのAST進歩条件で、順調に停滞無く進んで来た場合、ここで都市4つと全ての種類(5種類)を含む9枚の文明カードという法外な請求をされる事です。これはかなりギリギリの条件であり、クリアするためには手持ちの貿易カードのほぼ全てを手放す必要があるでしょう。しかし逆に言えば難点はそこ位なので、第10ターンさえ抜けてしまえば、あとは無難に維持で十分勝てる文明だと思います。が、それは他プレイヤーも知るところなので、そこからの他プレイヤーの妨害をいかにして凌ぐか?にアッシリアの真の難しさが有るのかも知れません。なお、地中海の東端にあるキプロス島はアッシリアにとって戦略上重要エリアなので、間違ってもここをクレタやエジプトに獲られないように注意しましょう。
☆補足説明:3強国談合戦略について 「バビロニ屋、おぬしもワルよのう〜」
ここで少々補足説明です。上記の3強国(エジプト・バビロニア・アッシリア)は5・6・7人戦において、下記に示すとおり第7ターンで9都市にすることが可能な数少ない文明です。(故に強国である、とも言えます)
◇ | 第5ターン:トークン32 | 2都市建設(−12) | 残り20 | 総計2都市(維持必要:4) |
◇ | 第6ターン:トークン20×2=40 | 3都市建設(−18) | 残り22 | 総計5都市(維持必要:10) |
◇ | 第7ターン:トークン22×2=44 | 4都市建設(−24) | 残り20 | 総計9都市(維持必要:18) |
予定通りに都市を増やすには、移動時にミスが出来ないので(もちろん他国との争いも不可)結構難しいのですが、可能である以上は当然行う必要があります。ただ、正解の移動法はそんなに多くないので、そこは事前に予習しておく必要があるでしょう。それはともかく、1国だけ第7ターンに9都市になったとしても高額商品の交渉相手がいないので、あまり意味はありません。そこで3国で談合して、全員が9都市になるように都市マークを譲り合う必要が出てきます。特にエジプトは考え無しに移動していると、どうしてもマークを獲りすぎてしまう傾向があるので、そこは上手く調整していくべきです。理想は3強国以外の文明(通称:持たざる者達)が9都市になる1〜2ターンの間に、価値7.8.9あたりの高額商品を3国でやりとりして次回以降の交渉の土台を作り、文明カードで先行し、そのリードをゲーム終了まで守る展開にすることです。もちろん、最終的には3強国同士でやり合う必要も出てきますが、少なくとも上位に入ることは可能であり、3国にとって悪い話ではありません。可能で有ればぜひともやるべきでしょう。なお、4・8人戦では領土的に余裕がなく7ターン目で9都市に出来ないので、この戦略は使えません。ご注意下さい。
- クレタ
長所:都市マークが非常に多い。災害カードレベル6・蛮族の影響を受けない。
短所:国土が非常に痩せている。船を使っての移動がメインとなるので、効果的な移動が非常に難しい。周りが海ばかりなので、他国からの攻撃が防ぎづらい。
最初に買うべき文明カード:絶対的に農業。最優先事項であると言えます。
解説:クレタ文明は非常に特殊な文明であり、初心者が手を出すべき文明ではありませんが、その原因は移動のやりづらさにあります。領土が小島の集合体で形成されている為、ほとんどの移動に船を使わなくてはなりませんが、船は最大で4隻しか無い上に初期の移動力は4しかなく、移動には船を造る段階から綿密な計画を必要とされるからです。また国土は非常に痩せ、都市を維持する土地の確保にも事欠く有様です。さらに、ゲームバランスを考えると、トルコの西側・都市マーク3つを含む4エリアをアッシリアに渡すわけにはいかないので、ここにも影響を及ぼしつつ、主要エリアであるギリシアへも派兵する必要があり、この事がさらに初期移動を複雑にさせる要因となってます。もちろん、難しいと言うことはそれだけやりがいのある文明で有るとも言えますが、軽い気持ちで選ぶと後悔することになるとだけ言っておきます。それでもプレイしてみたい、もしくはココしか残って無いという場合には、都市マークが非常に多いという長所を利用して戦略を建てて行くと良いでしょう。具体的にはトラキア・イリリアとの同盟が好手です。クレタは都市マークが多いが土地は痩せており、トラキア・イリリアは真逆で都市マークが非常に少ないが土地は肥えてます。そこで、都市マークと交換でギリシア内陸部の土地をいくつか譲渡してもらい、そこを都市維持用のエリアとするのです。これは双方にとって利があるので、高い確率で了承を得られるはずです。一方、トルコの西側の土地ですが、ここはアッシリアに獲られさえしなければ、維持で十分です。というか、トルコ内部へ逆侵攻とか間違っても考えてはいけません。他国から攻められやすく、豊かなエリアを持たないクレタの基本姿勢は維持による防御であり、無理な侵攻政策は大抵の場合、破滅を招くからです。小さくまとまって、着実にASTを進めて行くのがクレタのスタイルだと思って下さい。最後に言うまでも無いことですが、クレタにおける農業の重要性は他文明と比較して数倍高いので、購入できるのであれば、手持ちカードを全て使用して最初に農業を買うべきです。また、クレタは唯一蛮族の影響を受けないので、そこも交渉時に使って有利に進めると良いでしょう。
- トラキア・イリリア・(イベリア)
長所:国土が非常に豊か。ASTで順位がやや早い。
短所:都市マークが非常に少ない。
最初に買うべき文明カード:都市マークが無い土地に都市を建てる必要があるので建築。
解説:まず最初に、イベリアは基本的に7・8人戦でしか使わないのでカッコ付き。また7・8人戦では、イベリアがおそらくイタリア地域を支配するので、状況が少々異なります。ここでは5・6人戦を前提として話を進めます。トラキア・イリリアは、互いに相手の領土を使用する事となるので、どちらかがすでに選ばれていたら、もう片方は選ばない方が良いでしょう。例外はトラキアが使われていて、イタリアが使われない場合のみで、この場合はイタリア半島を使えるのでイリリアを選ぶと良いと思います。さて両国の特性ですが、クレタと正反対の特性を持っており都市マークが非常に少ない反面、領土となるエリアはとても豊かで多くのトークンを養えるので、多めのトークンを維持しつつ平地(都市マークの無いエリア)に都市を建設していく展開が良いと思います。もちろん平地に都市を作るのは大変で12ものトークンを必要としますが、文明カード・建築があれば6トークン+6金で建設できるので、建築を最初に購入すると運営が非常に楽になります。都市数が増やしづらいので大変なのですが、なんとかカードを貯めて最初に購入するようにしましょう。また、クレタは全く正反対の状況なので、協定を結んで領土の交換を行うのが良い方法です。もし協定が結べない場合、豊富なトークンでクレタの島々(都市マーク)のいくつかを奪い取る必要が出てきますが、クレタは東の強国アッシリアに対する防波堤の役割も果たしてますので、クレタの国力をいたずらに低下させる事はアッシリアの拡大を招くことになり、戦略的に考えてあまり有効な手ではありません。従って、やむなくクレタと事を構えることになっても、叩きすぎないように注意しましょう。しかし、出来れば共闘と言う形でアッシリアに対するのが理想です。アッシリアと違い、両国は"持たざる者達"ですので。
- イタリア・アフリカ
長所:ASTで順位が早い。マップの端なので攻められにくい。
短所:火山エリアを多く持つ。土地が痩せている。船を使う必要がある。
最初に買うべき文明カード:クレタと同じで土地が痩せているため、農業。
解説:イタリアとアフリカも互いの領土を使うため、一方が選ばれたら他方は選択しない方が良いでしょう。この文明の特性は大体クレタと同じな為、最初から農業が必須の文明ですが、クレタと大きく違う点は3つ、都市マークが9都市ギリギリしか無いことと、蛮族の被害を受ける事、しかしクレタほど攻められ易くは無いという点です。船も使うので、クレタほどではないにせよ移動は難しいですが、基本的にはイタリア・シチリア島、そしてアフリカに勢力を小さく広げ、防御を主体として維持を行っていく文明です。3地域に9都市を維持出来るだけの領土を獲ったら、あとはひたすら維持に徹しましょう。長所のあまりない文明ですが、それでもASTでは非常に恵まれていると言えるので、目立たないように確実にASTを進歩させて最後で逆転を狙うのが良い考えです。あまり目立つようなことをしてはいけません(笑)。なお、おそらくご想像どおりですが、初心者には少々厳しい文明です。選択するときには十分注意しましょう。
○今回のまとめ
各文明が最初に買うべき文明カードをまとめると、以下の様になります。
- エジプト・バビロニア:土木工事(洪水平野があるので)
- アッシリア・(アジア):貨幣(国土に弱点がないので何でも良いが、貨幣の効果の高さを考えて)
- トラキア・イリリア・(イベリア):建築(都市マークが少ないので)
- クレタ・イタリア・アフリカ:農業(痩せた国土が多いので。最優先事項)
また、農業(技術/110p)・貨幣(科学/110p)・建築(芸術/120p)の3種は、"内政三種の神器"と呼んでも良いくらい、国運営に効果の高い文明カード達ですので、出来れば早い内に3枚揃える事をオススメいたします。
最後に、基本的にASTで下の文明ほど都市を造りやすくプレイし易いのですが(クレタは例外)、総合的に見るとそんなに差があるわけでは無いので、必要なのは各文明の特性に合ったプレイを心がける、ということだと思います。各文明の長所を生かし、短所を補完するような文明カードを素早く揃えていくことが、勝つために必要なことだと私は考えます。従って、まずは得意な文明を作るために、同じ特性を持つ文明を連続してプレイして研究することが重要かもしれません。
それでは今回はこんなところで。次回は災害の特性について述べたいと思います。
(2570.06.26)
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