2005.08.07 群馬JAGA通信 Vol.116
T沢・O島
今月は8/7例会が18人(O島、T橋、I十嵐、O谷、K井、Y田、T沢、K原、K塚、S藤、K沢、H越、Sm田、M井、S村、Z宮、K村、N橋)。8/20裏例会が15人(O島、K沢、S司、Y田、K村、M井、K井、T橋、O谷、M崎、T沢、Z宮、Sm田、K池、N村)(記入順、敬称略)でした。
夏休みということではるばる千葉からお越しのK原さんがインストしてくれた。私もひそかに目をつけていたライトなカードゲーム。6色あるカードを集めていくのだが、一番多く集めすぎると0点になるので、なるべく均等に集めるのがコツ。とはいっても他人から強制的にカードを渡されるのでそううまくはいかない。カードを渡されてうれしくても悔しくても「グラシアス」と言わなければならない。ここがこのゲーム最大のポイント。今回は何語でも「ありがとう」といえばオーケーとしたので、各国語が飛び交う中、目立たないプレイをこころがけた私、T沢が勝利しました。
<1830>(5人) 8/20 記事:O島
私は今年に入って既に6戦目。「1830入門」を書いていてプレイ回数を増やしてはいましたがちょっと驚きです。でも私としては前回(5/7)から3ヶ月以上の間が空いたので久しぶりの感じです。さて初プレイのK沢さんを入れてS司-K村-O島-K沢-Y田の順で5人戦。このゲームは5人戦が一番バランスがいいと思うので気合いが入ります。
ますプライベートカンパニーはS司(C&A値付け)、K村(SV購入)、O島(D&H値付け)、K沢(C&StL購入)、Y田(M&H購入)、〜、K沢(B&O購入)で決まり。相変わらずあっけない決まり方です。でもK沢さんで終わったことは私にとってはいい結果に。
株式ではY田さんがPRRを設立。K村さんがNYNHを迷っていたようだがそうすると私がB&Mで楽になる。そこでC&Oへ。私はそれならとNYNH。S司さんがB&O株の購入を手伝ったため1ターン目で4社が設立された。
1ターン目のC&O。本来であればNY-NYをつなぐ唯一の2番タイルを使ってしまうのが手と思うのだがNYNHが最初に置く1番タイル(野球ボールの縫い目のようなタイル)を先に使ってしまった。これによりNYNHの収益はガタ落ちとなったがこの結果NY-NYが繋がることとなった。結果論ですがこれはやはり失敗だったと思う。私は1ターン目のNYNHで「3」の列車を購入して即D&Hを$140で売却。次の株式ラウンドでNYNHを10%売却し、B&O株を20%購入。これでだいぶ楽になった。やはりプライベートカンパニーは即売却して株購入の資金にするのがいいでしょう。
ゲームを決定付けたのは4ターン目の株式ラウンド。既に全員が1社ずつ経営。2社目を検討。ファーストバイヤーはK村さん。K村さんは私とY田さんが会社を設立すると考えて新会社は設立せず。私は設立したいと考えたがその時点ではB&O株を手放す気が無く、残りの株を売って設立を考えると3枚を売却しなければならない。2枚までならと考えていた私はスルー。これには皆驚いていた。(その後にB&O株1枚ともう1枚を売却すればいいことに気づいたが後の祭り) 私が設立しなかったことでK沢さんがCPR、Y田さんがErie、K村さんがB&Mを設立して8社全てが設立されてしまった。やっぱりB&O株にこだわらず設立すべきだった。ただこの私の失敗によりゲームは予定外の方向へ。4ターンの株式ラウンド終了時の持ち株数(枚数ではなく%)は、S司(90%)、K村(90%)、O島(130%)、K沢(100%)、Y田(110%)で私がかなり有利な状況。
運営ラウンドでは「6」の列車が出て各社1台体制。更に「ディーゼル」狙いで無配当の会社が出てErieがカラーゾーンに。
5ターン株式ラウンド終了時の持ち株数は、S司(140%)、K村(110%)、O島(160%)、K沢(120%)、Y田(130%)で依然私が有利。
「ディーゼル」が出ることが確定し、更に無配当の会社が増えてB&O、CPR、Erieの3社がカラーゾーンに。こうなると元々株を多く保有している方が有利。NYC以外は「5」以上の列車がありカラーゾーンの3社を優先的に買う。これにより、6ターン株式ラウンド終了時の持ち株数は、S司(150%)、K村(150%)、O島(210%)、K沢(110%)、Y田(170%)。私は保有制限より7枚も多い株を保有し、勝利はこの時点でほぼ決定的となった。NYCが「ディーゼル」購入のためS司さんが自腹を切ったが株売却までには至らず。最近は手持ち金までで済むようになっています。やはりプレイレベルが上がったのでしょう。
この後は配当の繰り返し。6ターンの運営ラウンドで全ての会社がカラーゾーンから抜けて株保有数は7ターン目で正常に戻ったがこの間の配当分は大きい。8ターン目もあると思われたが銀行破産となり7ターンで終了。やはり株保有数が多かった時の配当分とNYNHの株価が効いて私の圧勝。S司さんは7ターン目の第2運営ラウンドでY田さんを抜き2位に。Y田さんはPRRの収益が少なかったのが痛い(Erieと合わせトークン置きのミスも痛い)、K村さんはB&Mが封鎖されてしまったことで収益伸びず。K沢さんはB&OがNYに入れなかったこと、CPRの「4」列車購入で「5」列車が買えなかったことが大きい。私の勝因は他にS司さんがNYNH株を30%持っていてくれたこと。これでNYNH株が落とされることがなかった。これが売られていればゲームはもっと緊迫した状態になっていたかもしれません。よって3ターン以降はずっと私がトップでした。
さて今回より新しく資産推移をグラフにする表を作りバグ取りを兼ねて使ってみました。後から戦略を見直すのに使えます。また配当時の個人の手持ち資金も計算するようにしているので運営ラウンド終了時に計算結果と手持ち資金を確認することでバンカーの配当時のミスを修正できるようになりました。今回結構ミスがあったようです。ただパソコンへの入力がかなり大変でゲーム進行を止めてしまうことがあったこと、私が入力に忙しくゲームに集中できずに収益の計算を間違えて皆さんに迷惑をかけてしまったことはお詫びします。でもこの表は使えると思うので今後も使用したいと思います。
@O島 $5887、AS司 $4766、BY田 $4571、CK村 $3919、DK沢 $3334
会 社 |
経営者
|
設立ターン
|
設立時株価
|
採集株価 |
採集列車 |
最終収益 |
購入列車 |
B&O |
K沢 |
1 |
$100 |
$70 |
ディーゼル |
$340 |
2-2-2、3、6、D
|
PRR |
Y田 |
1 |
$67 |
$200 |
5 |
$160 |
2〜6
|
C&O |
K村 |
1 |
$71 |
$80 |
ディーゼル |
$340 |
2〜4、D |
NYNH |
O島 |
1 |
$67 |
$280 |
5 |
$230 |
2−3、5 |
NYC |
S司 |
3 |
$76 |
$80 |
ディーゼル |
$560 |
3,4,D |
CPR |
K沢 |
4 |
$67 |
$75 |
6 |
$220 |
4 |
Erie |
Y田 |
4 |
$90 |
$110 |
6 |
$270 |
|
B&M |
K村 |
4 |
$82 |
$200 |
5 |
$110 |
5 |
【ランキング戦結果】
<モノポリー>第13戦(5人)=Z宮、第14戦(6人)=Z宮
<プエルトリコ>第28戦(4人)=K沢、第29戦(4人)=O島、第30戦(5人)=Z宮
【その他にプレイされたゲームと勝者】
- 8/7
-
<ノイ>=?(途中終了),<ライトスピード>=K原,=負け(S藤・T沢), <イエローストーン>=T橋,<グラシアス>=T沢,<80日間世界一周>=K原,<トランスアメリカ>=Z宮, <フォッペン>=S村,<キャッツンドッグス>=K原,<エルフェンランド>=Z宮,<ゴキブリポーカー>=K塚, <アトリピュート>=(M井・K原)(S村),その他
- 8/20
-
<カサノバ>=O谷,T橋,<ステイムットソー>=M井,<ブラフ>=M井,T沢,<ダミー>=Z宮,Z宮,<シンペイ>=?, <銅鍋屋>=?,<ヘッドバンズ>=M井,O谷,<ゴキブリポーカー>=K井,<ブロックス>=O谷,K池,<七つの印>=N村, <アップルトウアップル>=M崎,<モンスターメーカー学園祭>=T橋,<紀元1503>=Z宮,<ミューラ>=O島, <まじかるスクール>=Y田.<グリード>=T橋,その他
<<お知らせ>>
- 【群馬JAGA合宿】9/17(土)〜9/19(月)で群馬JAGA合宿を行ないます。最終〆切は9/3(土)の例会までとの事なので後から参加可能になった方はZ宮、Sm田へ連絡してください。1泊のみでもOKです。
2005.08.07 群馬モノポリー通信 NO.109
K井、Z宮
第148戦(2005年度 第13戦) さすがオレンジ!! 集客力、破壊力ともに抜群。(8/7:記事 K井)
島朗杯の告知メールをモノポリーのメーリングリストから探しだし、モノポリーを目当てに来てくれたI十嵐さんを迎えたが、メンバーが揃わず遅い時間になってからせめて1ゲームやろうとプレー開始です。K井、I十嵐さん、Z宮さん、H越さん、Sm田さんの順でスタート。
K井はまず物件が買えずにいるSm田さんに鉄道2を800ドルで売却。その800ドルをそのままZ宮さんに渡してライトブルー2をもらい先行。K井ライトブルー、ホテルスタート。
狙われたI十嵐さんが飛び込んで−550ドル。これをレッド1+200ドルで支払い。続いてSm田さんがライトブルーホテルに入って−550ドル。このまま先行させてはいけないとH越さん、グリーン3枚目を自力購入。さらにZ宮さんはイエロー2+ダークブルー1+330ドルをI十嵐さんに払ってオレンジ2を手に入れる。Z宮オレンジ8軒スタート。
狙われたK井、I十嵐さんはそのままスルー。今度はI十嵐さんがダークブルーを競売で落札。I十嵐ダークブルー4軒スタート。
すかさずK井がダークブルー2軒に入って−600ドル。ダークブルーの家は6軒に増築。H越さんが刑務所に逃げ込んだところで、グリーンに家を1軒建設。ピンポイントでSm田さんを集客して、Sm田さん−150ドル。Z宮さんがライトブルーホテルに泊まって−600ドル。続いてI十嵐さんがライトブルーホテルに入って−600ドル。ダークブルーの家は崩壊。資金を得たK井だが、オレンジ3軒に入って−600ドル。先ほどのレンタル料をそのままZ宮さんに返却。Z宮さんはオレンジに全力投資でホテル3軒に増築。これにH越さんが入って−950ドル。K井が救済し、グリーンはK井の手に。I十嵐さんもオレンジホテルに宿泊して−950ドル。ダークブルーはZ宮さんの手に。Sm田さんは鉄道4枚目、K井はレッドを揃えて反撃のチャンスを狙うが先にオレンジホテルに宿泊して−950ドル。ライトブルーの家は9軒に減退。
Sm田さんがオレンジホテルで1飛び。続いてI十嵐さんがライトブルー3軒で2飛び。耐えて生き延びたH越さんもオレンジホテルで3飛び。残るK井もオレンジホテルに2度目の宿泊。かろうじて生き延びるも、4鉄の200ドルが支払えず破産。Z宮さんのモノポリー勝ちとなりました。
やはりライトブルーだけでは先行しても勝ちきれない、オレンジだったら一色で十分勝ちきれる。と言うお手本の様なゲーム展開でした。流石オレンジ。オレンジの強さを見せつけるZ宮さんの采配でした。モノポリーをプレーしに来てくれたI十嵐さん、群馬JAGAはこんな調子で他のボードゲームをメインに、モノポリーはランキング戦を開催という状況ですが、これに懲りずにまた参加して下さい。ではでは。
1.Z宮 8905ドル(オレンジ) +250ポイント(100+150)
2.K井 0ドル(ライトブルー、レッド) + 50ポイント(50)
3.H越 0ドル(グリーン) + 0ポイント(0)
4.I十嵐 0ドル(ダークブルー) − 50ポイント(−50)
5.Sm田 0ドル(鉄道) −100ポイント(−100)
第149戦(2005年度 第14戦) ラッキー!ラッキー?ラッキーだけど…f(^-^ );(8/20:記事 Z宮)
残暑厳しいですが皆さんお元気ですか?Z宮です。
場所違いですがここでCMを。合宿のメンバーがまだあまり決まっていないので参加できる方、できそうな方はぜひ、Z宮までメールお願いします。そうしていただけると私が気持ちよく眠れます。(K井さんもこんな思いしたのかなぁ)
さてさてスタートはZ宮、O谷さん、T橋さん、T沢さん、Sm田さん、K井さんの順番でスタート。
スタート決めからダイスが言うこと聞いていい感じです♪ 序盤はO谷さんが物件現金とも良好。Z宮も良い物件を押さえなおかつカードでプラスが続き好スタート。一方T沢さん、Sm田さん、T橋さんはTAXに飛び込み出遅れ、K井さんは物件が買えず苦しい状態か。
中盤(3週目)になってもZ宮の好カード引きが続き、最初からの4枚カードで700の収入。(100+GOスタート200+150+オペラ250) その資金を生かすべくまずはO谷さんと交渉、電水+パープルとラストライトブルーを交換。O谷さんライトブルー3ホテルスタート。Z宮、ライトパープル2とオレンジ、現金2100(こう書くとすごい金額差だなぁ)を持ちまずは、オレンジ2を持つSm田さんと交渉。しかし、Sm田さんがオレンジを経営したいとの方向なので折り合いが付かず、交渉が頓挫。ダメ本でツーぺーにすべく、ラストライトパープルを持つT沢さんに現金で買い取らせてもらえないかと持ちかける。すると「1000$ならOK」とのこと。流石にあとの展開が厳しいので800で、と申し込んだところT沢さん悩んだ末に承諾。
再度、Sm田さんに交渉を持ちかけ、Sm田さんオレンジに後ろ髪を惹かれるも背に腹は代えられぬと交渉成立。Sm田さんライトパープル7件スタート。Z宮オレンジ12件スタート。もちろんそうはさせじと裏でT橋さんとK井さんが動き、鉄道とレッド、グリーンを整理し追撃モードに。しかしO谷さんSm田さんZ宮は、順調にお客を迎える。
K井さん、更に追撃を強めようとまずT橋さんにラストの鉄道を渡し現金400とイエローを得る。T橋さんが4鉄を揃える。そしてT沢さんにレッドを勧めるもすでに−750の一撃を受け静観モードに徹したいT沢さん。しかし、ここで動かないと厳しいと感じたのかレッド5件スタート。K井さんもしばらく後にグリーンを自力3件スタート。
これで勝負は面白くなったのですが…。
激しい打撃戦でしたが序盤の有利と最後まで良いカードを引き続けたZ宮がラスト3秒前にモノポリー勝ちしました。結局、カードだけで合計1000$得たのがデカかったです。何かパワーゲームという感じでK井さんが勝負にならねー、と言われたのもうなずけます。ラッキーは嬉しいですがラッキーすぎると何か後味が悪いなぁ、なんて思った一局でした。
1.Z宮 10442ドル(オレンジ→+4鉄、レッド、ダークブルー)) +250ポイント(100+150)
2.O谷 0ドル(ライトブルー) + 50ポイント(50)
3.K井 0ドル(鉄道→グリーン) + 20ポイント(20)
4.Sm田 0ドル(ライトパープル) − 20ポイント(−20)
5.T沢 0ドル(レッド) − 50ポイント(−50)
6.T橋 0ドル(4鉄) −100ポイント(−100)
【モノポリー2005年ランキング】
※トップ数の()内はモノポリー勝ちの回数。
「モノポリー勝ち」の場合は獲得ドル$15,000 と仮定してポイントを算出。
順 位 | 前回順位 | 氏 名 | ゲーム数 | ポイント | 獲得ドル | トップ数 |
1位 |
2↑ |
Z宮 |
8 |
794 |
$33968 |
4(2) |
2位 |
1↓ |
K井 |
11 |
588 |
$31036 |
4(2) |
3位 |
3→ |
S木 |
5 |
248 |
$7928 |
2 |
4位 |
4→ |
K池 |
2 |
232 |
$8492 |
1 |
5位 |
5→ |
O島 |
7 |
219 |
$12005 |
1(1) |
6位 |
7↑ |
H越 |
8 |
141 |
$8211 |
1 |
7位 |
8↑ |
S藤H |
1 |
100 |
$5038 |
|
8位 |
6↓ |
Sm田 |
5 |
54 |
$5573 |
|
9位 |
12↑ |
O谷 |
3 |
20 |
$2089 |
|
10位 |
9↓ |
K谷 |
8 |
9 |
$11174 |
1 |
11位 |
10↓ |
S藤A |
1 |
0 |
$0 |
|
12位 |
14↑ |
Y田 |
2 |
−50 |
$0 |
|
〃 |
〃 |
M井 |
1 |
−50 |
$0 |
|
〃 |
〃 |
K塚 |
1 |
−50 |
$0 |
|
〃 |
− |
I十嵐 |
1 |
−50 |
$0 |
|
16位 |
11↓ |
T沢 |
4 |
−60 |
$2060 |
|
17位 |
17→ |
H野谷 |
1 |
−100 |
$0 |
|
〃 |
〃 |
K村 |
1 |
−100 |
$0 |
|
19位 |
13↓ |
T橋 |
2 |
−147 |
$330 |
|
20位 |
19↓ |
M本 |
3 |
−153 |
$2744 |
|
2005.08.07 群馬プエルトリコ通信 Vol.31
O島
<第30戦>拡張(5人) 終了:13ターン 記事:O島
この日は既に4人で2戦。間隔を空けて最後にもう1戦。となったが集まったのは同じ4人。さすがに同じメンバーで3戦目は…。ということで白羽の矢がZ宮さんに。Y田-O島-K沢-O谷-Z宮の順で5人戦。
私は久しぶりの2番スタート。以前から考えていた5人戦2番スタートでの[宿屋]を試すことにした。1ターン目は「建築」の選択で[宿屋]を購入。2ターン目の総督では[開拓者]で<採石所>を入植者付きで取る。これなら選択には困らないし誰かが「建築」を選べば[インディゴ小]がタダで手に入る。次に[砂糖小]を買って生産を増やす。と思っていたのですがそうはうまくいかない。私が「開拓者」で入植者付きで<採石所>を取っても直後に「市長」が選ばれる。<採石所>を即起動している意味が全く無い。またその後の選択も間違ったようです。<コーン><インディゴ><砂糖>の生産を予定通り始め、[灯台]でバランス型としたが[宿屋]の購入で既に大きな出費をしていてこの形では中途半端だったようです。<珈琲>か<煙草>を生産すべきだった。
Z宮さんは1ターン目で[建設小屋]を購入。私は2〜4ターンで「開拓者」を選んでいた(選ぶしかなかった?)ので労せずして<採石所>×3を手に入れる。私の手はZ宮さんの手助けをすることとなってしまっていた。この後は<珈琲>生産と[大市場][教会]の購入で建物点を伸ばしつつチップ点も稼いで得点を大きく伸ばす。10金建物も3つ購入。最後はO谷さんに1点差まで迫られたが見事な勝利。Z宮さんはこれで4戦3勝。勝率ではトップです。
5人戦2番スタートの[宿屋]は[建設小屋]が無い時にまた試すかも知れません。また次にZ宮さんと対戦する時は普通にプレイしてみたいと思います。
8月7日(日)
戦目 順位 名前 勝利点 (建物+チップ+SP) ポイント(順位点+加算) スタート順
第28戦(拡張)15ターン
1位 K沢 61点 (15+40+ 6) +66点(+50+16) 3
2位 Y田 53点 (15+38+ 0) +28点(+20+ 8) 1
3位 O島 50点 (23+11+16) −15点(−20+ 5) 2
4位 O谷 46点 (15+25+ 6) −49点(−50+ 1) 4
第29戦(拡張)14ターン
1位 O島 44点 (26+13+ 5) +57点(+50+ 7) 3
2位 Y田 43点 (15+28+ 0) +26点(+20+ 6) 2
3位 O谷 39点 (19+16+ 4) −18点(−20+ 2) 4
4位 K沢 38点 (22+ 7+ 9) −49点(−50+ 1) 1
第30戦(拡張)13ターン
1位 Z宮 53点 (24+14+15) +64点(+50+14) 5
2位 O谷 52点 ( 9+43+ 0) +33点(+20+13) 4
3位 Y田 45点 (17+23+ 5) + 6点(± 0+ 6) 1
4位 K沢 42点 (14+28+ 0) −17点(−20+ 3) 3
5位 O島 40点 (17+19+ 4) −49点(−50+ 1) 2
【プエルトリコ2005年ランキング】
(ポイントで同点の場合は勝利点の平均が高い人、更にトップ回数が多い人を上位とします)
順 位 | 前回順位 | 氏 名 | ポイント | 勝利点平均 | ゲーム数 | トップ回数 |
1位 |
1→ |
N村 |
441 |
44.8 |
11 |
6 |
2位 |
2→ |
K沢 |
251 |
44.8 |
25 |
7 |
3位 |
4↑ |
Z宮 |
191 |
46.5 |
4 |
3 |
4位 |
3↓ |
O島 |
151 |
44.5 |
22 |
5 |
5位 |
5→ |
K塚 |
115 |
44.6 |
5 |
2 |
6位 |
6→ |
K池 |
93 |
43.0 |
4 |
1 |
7位 |
8↑ |
T沢 |
71 |
44.5 |
2 |
1 |
8位 |
7↓ |
O谷 |
47 |
44.5 |
15 |
3 |
9位 |
9→ |
U佐美 |
28 |
45.0 |
1 |
|
10位 |
10→ |
S村 |
24 |
39.0 |
1 |
|
11位 |
17↑ |
Y田 |
−6 |
43.1 |
22 |
2 |
12位 |
11↓ |
T山 |
−14 |
42.0 |
1 |
|
13位 |
12↓ |
M井 |
−21 |
40.8 |
4 |
|
14位 |
13↓ |
H野谷 |
−49 |
42.0 |
1 |
|
15位 |
14↓ |
K村 |
−49 |
39.0 |
1 |
|
16位 |
15↓ |
N口 |
−49 |
37.0 |
1 |
|
17位 |
16↓ |
K井 |
−49 |
35.0 |
1 |
|
18位 |
18→ |
Sm田 |
−78 |
40.2 |
6 |
1 |
19位 |
19→ |
K谷 |
−92 |
44.0 |
5 |
|
20位 |
20→ |
M本 |
−111 |
40.3 |
4 |
|
K塚
第4回・災難の特性(中編)
〇国力計算について
これは当初、内戦の項目で述べようかと思っていましたが、結構重要な知識ですので先に述べておきます。
といっても難しい事ではなく、盤上にある自文明の駒を1トークン・1ポイント、1都市・5ポイントで換算し、それを合計するだけです(ポイント損害系と同じ換算方法)。何?いちいち盤上の駒を数えるのがめんどくさい?大丈夫、至極簡単です。というのは8・3人プレイを除いてトークンの総数は55個、さらに都市の数は9個なので、55p+9×5p=100pと非常に覚え易い数字になるからです。なので、盤上の駒を数えなくとも宝庫とストックにあるトークンを合計して100pから引けば、それが即ち盤上のポイント(=国力)となります。基本的には国力があるほうがより多くの災難を許容でき、かつ、復興も早いのですが、国力が高いということは宝庫にお金が無い事ということですので、そこは上手くバランスを取ることが必要です。余談ながら、このバランス取りがADCVにおける面白さの1つであり、また、プレイヤーによってその経営哲学に違いが現れる所でもあります。自分に合った経営手法を確立することが、このゲームに勝つための近道ですので、早めにその手法を確立するようにしましょう。まあそんなワケで、国力はゲーム中における様々な選択の判断基準の1つとなる重要事項ですので、自文明の国力は常に把握しておくクセを付けておくようにしたいです。ちなみに私は、収税後にだいたい73pになるように調整を行なっております。
★補足説明 都市建設数簡単計算
これも、ホントは別の機会にしようと思っていましたが、災難フェイズと関連していて良い機会なのでここで述べます。人口増加後、このターンに最大でいくつ都市が作れるのかについてはなかなか悩む所ですが、実は簡単算出法があります。それは、(盤上のトークン総数−盤上の都市数×2)÷8=このターンに作れる最大都市数(端数切捨て)です。(但し建築を所持している場合はトークン総数に+3)式の詳細については少し考えれば判るので割愛しますが(ちなみに8は都市建築の6+維持2)、これを基にしてそのターンの移動を(もちろん最大数まで都市が出来るように)逆算して行なうのが賢いやり方といえます。そしてこの逆算は、当然その前のターンでの災難フェイズ終了時には可能となりますので、災難フェイズ時での損害適用段階から、フェイズ終了時での終了形、そしてできれば次ターンでの都市数まで念頭において損害を適用していくことが肝要です。まあ、さすがに次ターンでの都市数の予測は困難でも、災難フェイズ終了時の形からトークンの移動についてはある程度予測することが出来ると思いますので、次ターンの移動フェイズまでにヒマな時間を見つけて移動法を考えるようにしておくようにするべきでしょう。また、前回言い忘れましたが、次ターンの人口増加を最大にするために、1エリアに2トークンより多く(3トークン以上)は置かないと言う事も、地味ですが重要なテクニックですので覚えておくようにしましょう。
○災難カード解説
それでは、以下に各災難カードの簡単な説明をしていきますが、貿易カードの内訳も一緒に載せます。その方が理解しやすいと思いますので。なお、解説中にある災難種別とは、その災難による損害が都市か都市とトークン両方かの別です。(トークンしか損害を受けない災難は存在しません。1都市=5トークン(5p)に換算)
- ◎価値1の山 総計:14枚 〔7(粘土)+7(皮革)〕
災難なし。
- ◎価値2の山 総計:17枚 〔8(鉄)+7(パピルス)+1(火山噴火&地震)+1(裏切り)〕
■火山噴火&地震(貿易不可)
災難被害度:低 災難種別:都市 要注意文明:イタリア・クレタ
対抗策:土木工事
解説:火山噴火&地震は大した災難ではありません。最大でも、せいぜい1都市+数トークンが全滅する位です。ただ、火山エリアはクレタ・イタリア・シチリア島の3カ所なので、イタリア・シチリア島の2つを領土とするイタリアは少し注意が必要かもしれません。といっても、貿易不可能なので引いてきた時点であきらめるしか無いのですが(笑)。また、火山エリアでも都市が無ければ地震となるので、火山エリアにあえて都市を建設しないことも有効な戦術です。なお、地震となった場合、土木工事があれば都市全滅から都市衰退へと軽減出来ますが、その為だけに土木工事を購入するのもどうかと思いますので、特に気にする必要は無いでしょう。
■裏切り(貿易可能)
災難被害度:低 災難種別:都市
対抗策:無し
解説:裏切りも大した災難ではありませんが、都市が他プレイヤーの物になってしまうので、展開次第では大きな被害をもたらす事もあります。対応には十分注意した方が良いでしょう。ですが、自勢力内に敵の都市が出来ると言うことは、逆に言えば敵の都市を潰す(貿易カードを奪う)チャンスでもあるので、もし隙があるなら積極的に狙いに行くべきでしょう。ということで、自分の都市に替える場合には、なるべく攻めづらいエリアを選ぶのが良い考えだと言えます。(もしくは隣のプレイヤーにカードを渡すとかですね)
- ◎価値3の山 総計:19枚 〔9(塩)+8(木材)+1(飢饉)+1(迷信)〕
■飢饉(貿易不可)
災難被害度:低 災難種別:両方
対抗策:窯業(+穀物)
解説:飢饉も比較的軽い(10ポイント)災難ですが、特徴はこの災難が解決の早い第3レベルであると言うことと、副被害者として20ポイント分(1人最大8p)割り振れるということが挙げられます。解決が早いと言うことは後に起こる災難によって、ダメージを受けるべきユニットを選べると言うことです。このゲームでは盤上の都市数×2のトークンが同じく盤上に必要となりますが、そのチェックは全ての災難が解決後に行われるので、災難の解決中は一時的にトークンが都市数×2を下回っても構いません。つまり、次に何らかの災難により都市が衰退するのが確定であれば、衰退によって新たにトークンが生まれるので、都市を潰す必要はないと言うことです。また、この災難が内戦の前に起こる最大規模の災難だと言うことも重要です。内戦はストックに一番多くトークンを残している(盤上にトークンが無い)プレイヤーが受益者となって恩恵を受けるので、飢饉での副被害者は考えて選ぶ必要があります。さもないと内戦によって前より勢力が増えてしまう事も考えられますので注意しましょう。なお、対抗策の窯業は非常に安いのですが、4の貿易カード・穀物がないと意味が無いので、特に重要視する必要は無いでしょう。
■迷信(貿易可能)
災難被害度:中 災難種別:都市
対抗策:神秘主義・原始信仰・悟り
解説:迷信は3都市衰退と中程度の災難ですが、誰もが初期に買うであろう神秘主義があれば2都市衰退で済むので、中盤以降は怖い災難ではなくなります。が、カードの切り方によっては、神秘主義すら買ってない序盤に出てくる事があり、その時には注意が必要です。というのも、5都市ぐらいの時に3都市衰退を受けるとその後大きく出遅れる事必至だからです。なので、不幸にも序盤にこのカードを引いてきてしまった場合は、極力他人に渡すようにしましょう。但し、この時期2都市のクレタに渡すとほぼ確実に友達を無くすことになりますので、注意しましょう(笑)。全体のパワーバランスと言う意味から、エジプトやバビロニア、アッシリアに受けて頂くのが上策です。なお、対抗策の神秘主義はかなりおトクな文明カードですので、最初か2番目には購入しておくのが正しい選択と言えます。
- ◎価値4の山 総計:17枚 〔8(穀物)+7(石油)+1(内戦)+1(奴隷反乱)〕
■内戦(貿易不可)
災難被害度:極大 災難種別:両方
対抗策:劇と詩・音楽・民主主義・哲学 被害増大:軍事
解説:ADCVにおいて、内戦ほど恐ろしい災難はありません。その理由は受ける損害が大きいことも挙げられますが、1番の理由は自分のトークン(&都市)が他プレイヤーの物になることでしょう。異民族の来襲や海賊はその場から動きませんが、他人のトークンは当然の事ながら非常に効果的に動いてきます。厄介さの度合いでは比較にならないでしょう。とはいえ貿易不可の災難なので、誰もが平等に(作為的な平等に)引く可能性があります。もっとも、最初の内戦だけは上から17番目に出ることは確定なので、ゲームが始まったら価値4の山だけはカウントし、対抗策の無い序盤での内戦を避けるのが良い方法です。しかし、どうやっても引くことになりそうな場合とか(エジプト・バビロニアは最初に引く傾向が強い)、予測が難しい2回目以降の内戦を自主的に回避することは出来ません。そこで、"損害をなるべく軽減する"方向で話を進めていきたいと思います。
最初の方策は当然ですが、対抗策である「劇と詩」と「音楽」を早めに購入することです。内戦は基本的に国力の35pまでしか残らないのですが(残りは受益者の物に)、「劇と詩」と「音楽」はこれをそれぞれ5pづつ増やしてくれます。価値が高く、後半にしか手に入らない民主主義や哲学と比べて非常に安く、又内乱にも効果があるので、なるべく初期のうちから民に娯楽を与えるようにしましょう(笑)。
次に、内戦が解決される前に自分の国力を低下させておくことも有効な方策です。内戦前の災難には4つ(火山噴火&地震・裏切り・飢饉・迷信)ありますので、可能であればこれらによって損害を受けることで、内戦による実質的な被害を減らすことができます。当然国力が低下しますが、それでも自領内に他人のトークンが増えるよりかも何倍もマシですし、上手くいけば自分が継承者となって内戦そのものが起こらない可能性もあります。特に飢饉の副被害を受けることは有効ですので、自ら進んで損害を受けるようにしましょう。
さらに、受益者の順番も重要です。この災難はストックにトークンが多い順に受益者となる順番を決め、最初の受益者が置き換えられるトークンがなくなると、2番目の受益者がトークンを置き換え………と言う様に解決していくのですが、内戦を引いたプレイヤーに受益者の順番が廻ってきた時点で解決は終了します。なので、例えば自分の受益者順位が3番目の時、1番目と2番目のプレイヤーのストックに都市が少ない場合には、最初の派閥選びの際に都市を多く選択することで、実質的な被害をさらに減らすことができるのです。受益者となるプレイヤーのストックにも注目する、ということが重要です。
また、自分では操作が難しいのですが、可能であれば受益者を隣国(エリアが接している国)にするのは避けるようにして下さい。隣国が受益者となってしまうと、新たに発生した戦力と本国とで1つの大きな勢力となってしまい、自領土内の勢力を各個撃破して旧領を回復することが絶望的となってしまうからです。不幸にも隣国が受益者となった場合には、隣国と接して無く、かつ周りにエリアが多くて自分で攻めやすい所を受益者に取らせるのが良いでしょう。まあ、都合よくその様なエリアが多数あれば、の話ですが(笑)。
最後に、災難カードをたくさん集めて、"1ターンに災難は2つまでしか適用されない"事を利用して内戦を避けるという方法もありますが、これは良くありません。何故なら内戦はそれだけでも大きな損害となるので、もう一つ大きな災難(伝染病とか内乱とか偶像破壊など)を受けると致命的な損害になる可能性が高い事と、その様な大きな災難が他人に行かないので、その差を埋めることがとても難しくなるからです。もちろん、幸運にも裏切りや迷信が最後に手元に残る場合は全く問題無いですが、貿易は相手があることなので、そのような幸運に恵まれることはまず無いでしょう。基本的に内戦を引いたからと言って災難カードを集めることは避けるべきです。出来うるなら、内戦を引いたターンには極力内戦1枚のみを手元に残すように努力しましょう。
■奴隷反乱(貿易可能)
災難被害度:やや大 災難種別:都市 要注意文明:アフリカ・イタリア・クレタ
対抗策:悟り(農業) 被害増大:鉱業 安心文明:トラキア・イリリア
解説:奴隷反乱は比較的大きい災難ですが、その被害は国によって変化します。というのもこの災難が盤上におけるトークンの内15個を都市の支援に使えなくなる、という性質の物だからです。よって、盤上のトークンが多いトラキアやイリリアは被害が少ない(皆無の可能性も)傾向にあり、トークンが少ないクレタやイタリア・アフリカ、さらには宝庫に多くのお金を持っている場合(=盤上のトークンが少ない)などは被害が多くなる事になります。また、当然の事ですが、これより前の災難によってトークンを減らすことは極力避ける必要があります。特に飢饉などでトークンのみを除去したりしてしまうと、奴隷反乱によって壊滅的な打撃を被る可能性もありますので注意しましょう。なお、対抗策に農業が入っているのは、衰退した都市から出現したトークンに都市の支援能力が与えられるからで、農業があれば出現するトークンは、エリアの人口上限+1となるので有利だからです。一方、悟りはたしかに被害を減らしてはくれますが、安い文明カードではないので、この災難(と迷信)の為に悟りを購入する必要は無いと思います。買うのは上位の宗教系カード(一神教・神学)が必要になる時期で良いでしょう。最後に、被害を増大させる鉱業ですが、奴隷反乱による被害が増えるデメリットより鉱業によるメリットのほうが何倍も大きいので、この災難を気にすることなく購入するべきです。
と、ここまででようやく半分まで来たのですが、内戦の解説で長くなってしまったので残りの6つはまた次回に。
(2570.08.31)
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