2005.09.03 群馬JAGA通信 Vol.117
T沢・O島
今月は9/3例会が16人(T沢、S々木、O島、O谷、M井、S村、H越、Y田、T橋、K塚、K井、Z宮、N村、K池、K村、Sm田)。9/25裏例会が15人(Y田、S村、T沢、T橋、K井、O島、O谷、K沢、I十嵐、K村、K塚、H越、Sm田、S藤、S木)(記入順、敬称略)でした。
<ウィードル>(5人) 9/25 記事:T沢
みなさんよくご存知のピットを戦略的にした騒がしいゲーム。異なる枚数でも交換ができるし、すべての株を揃えなくとも過半数揃えればあがれる。中央にある1枚の株は暴落株を現し、誰かがあがったときに持っているとマイナス点になる、など。これだけで結構盛り上がれますよ。5回戦行ってトータルで優勝したのはH越さんでした。
【ランキング戦結果】
<モノポリー>第15戦(6人)=H越
<プエルトリコ>第31戦(4人)=O島、第32戦(5人)=Y田、第33戦(4人)=Y田
【その他にプレイされたゲームと勝者】
- 9/3
-
<ジンラミー>=S村,<ゴーフォーザゴールド>=S村,<キャンセレーションブラックレディー>=O島,<ブロックス>=O島,<時代劇3600秒>=O島,<ラミーキューブ>=O谷,<はげたかの餌食>=O島,<アブディポスト>=O谷,<カタン>=K井,<紀元1503>=T橋,<シンペイ>=?,その他
- 9/25
-
<ロードオブザフライズ>=T橋,<湖に沈んだ街>=K井,<タイラント>=?,<ルイ14世>=S村,<お邪魔者>=?,<金星の商人>=K塚,<グリード>=O谷,<サンクトペテルブルグ>=T沢、T橋,<ホッサ>=?,<ゴア>=K村,<まじかるスクール>=H越,<ウィードル>=H越,=K塚,その他
<<お知らせ>>
- 【第3回 群馬JAGA合宿】
9/17(土)〜9/19(月)で群馬JAGA合宿が四万温泉で行われました。参加された方お疲れ様でした。参加人数は10人(内2泊は6人)とちょっと少ない人数となってしまいましたが楽しく行われました。今回初めて2泊で設定されましたが非常に楽(気分的に)ですね。かなりのんびりとした気分でゆったりと過ごせました。昨年は慌ただしかったですから。今後も2泊で計画したいですね。ただ下の階の部屋の人から一晩中寝られなかったと苦情があり今後は部屋の場所等も考慮する必要がありそうです。
- 【第4回 群馬JAGA合宿&スキー】
1/28(土)〜1/29(日)でまた合宿が行われることなりました。既に場所も決まっています。合宿が終わったばかりではありますが参加のご検討をお願いします。以下T沢さんからのメールをそのまま載せます。
群馬JAGAでは、冬の水上温泉、ゲーム&スキー合宿を企画いたしました。
日時:2006年1月28日(土)〜29日(日)
場所:水上温泉 松葉屋(0278−72−2232)
参加費:9000円(1泊2食付)
・JR水上駅から徒歩5分 いちばん近い宿です
・松葉屋さんのご厚意でチェックインは午後1時より、チェックアウトは大広間に場所を移して夕方までゲームができます
・近くに水上奥利根スキー場があり、水上駅前からバス(約15分)が出ています。
- 【1830】
久しぶりに13時からの例会で<1830>をやりたいなと思っています。あくまで13:15頃までに人数が5人集まったらという考えなのでプレイするかは状況しだい。参加したい方がいれば13:15までに来て下さい。
2005.09.03 群馬モノポリー通信 NO.110
K井
第150戦(2005年度 第15戦) レッドとイエローの差、レッドの集客力!! (9/25:記事 K井)
日曜日がお休みのS木さんがお子さんを連れて登場です。まだ5歳だそうで、内容が理解できなかったのか最初は観戦していましたが途中で飽きてしまった様でした。数年後には一緒にゲームできるようになると思いますので、お手合わせ願えればと思います。さて、ゲームの方はY田さん、O島さん、H越さん、S木さん、I十嵐さん、K井の順でスタート。Y田さんは気合いのマイコマ(戦艦)で参戦です。
S木さんが所得税スタート。←S木さん、書きましたからね。S木さんがI十嵐さんにグリーン+150ドルを渡して鉄道の3枚目を手に入れる。さらにI十嵐さんはK井からグリーン3枚目をレッド+400ドルで手に入れて先行。I十嵐グリーン余力を残して2軒スタート。
H越さんはO島さんにライトブルー2を渡して揃えさせ、レッド1+オレンジ1+200ドルをもらう。H越さんはK井のレッド、イエロー各1をにらんで、Y田さんにダークパープル1+オレンジ1+30ドルを渡して、イエロー1をもらいレッド2、イエロー2の体制を作る。さすが、H越さん仕事してます。K井にイエロー2を渡して揃えさせ、レッド1+鉄道1を得る。K井イエロー6軒スタート。H越レッド余力を残して7軒スタート。
すぐにK井が入って−250ドル。H越レッドは8軒に増築。K井イエローは5軒へと後退。Y田さんがダークパープル1+ライトパープル2+170ドルをO島さんに渡してオレンジ1をもらう。Y田オレンジ9軒スタート。
しかしお客をとる前に、レッド3軒に入って−700ドル。オレンジはあっという間に崩壊。これを救済したのがS木さん。3鉄を渡してオレンジをもらい、建て直す。S木オレンジ8軒スタート。O島さんも遅ればせながらライトブルー6軒スタート。
H越レッドは12軒に増築。I十嵐グリーンも4軒に増築。Y田さん以外が家持ちとなり叩き合いが始まります。しかし、繁盛したのはY田さんの鉄道。一撃必殺のH越レッドもお客をとれず、少額の出費を繰り返し、家をじりじりと減らす。Y田さんは、H越さんから抵当の鉄道も買い取って4鉄とすると、さらにO島さんが次鉄倍を引いてさらに鉄道大繁盛。K井は大きな支払いなくお客を5人とるが、家2軒の所ばかり。イエロー家10軒に増築。ところが、H越レッド、一時は8軒にまで家を減らすも集客力の違いを見せつける。S木さんがレッド3軒に入って−700ドル。仮破産したがK井が救済。Y田さんがレッド4軒に入って−875ドル。と立て続けにお客をとってラストスパート。ついにラストスローでS木さんが一飛び。H越さんの勝利となりました。
苦しい展開では有りましたが、最後は集客力の差を見せつけてH越レッドが逆転勝ちを収めました。レッドは、家の値段はイエローと同じ150ドルで3軒目からの破壊力はよく似ていますが、集客力の差は、やはり大きかったようです。また、一時は破産寸前まで行ったY田さんでしたが、鉄道の生命力で蘇り、O島さんを差して3位に浮上。マイコマの威力が出たようです。ではでは。
1.H越 4096ドル(レッド) +140ポイント(100+40)
2.K井 2940ドル(イエロー) + 79ポイント(50+29)
3.Y田 1477ドル(オレンジ→鉄道) + 34ポイント(20+14)
4.O島 1431ドル(ライトブルー) − 6ポイント(−20+14)
5.I十嵐 972ドル(グリーン) − 41ポイント(−50+9)
6.S木 0ドル(オレンジ) −100ポイント(−100)
【モノポリー2005年ランキング】
※トップ数の()内はモノポリー勝ちの回数。
「モノポリー勝ち」の場合は獲得ドル$15,000 と仮定してポイントを算出。
順 位 | 前回順位 | 氏 名 | ゲーム数 | ポイント | 獲得ドル | トップ数 |
1位 |
2↑ |
Z宮 |
8 |
794 |
$33968 |
4(2) |
2位 |
2→ |
K井 |
12 |
667 |
$33976 |
4(2) |
3位 |
6↑ |
H越 |
9 |
281 |
$12307 |
2 |
4位 |
4→ |
K池 |
2 |
232 |
$8492 |
1 |
5位 |
5→ |
O島 |
8 |
213 |
$13436 |
1(1) |
6位 |
3↓ |
S木 |
6 |
148 |
$7928 |
2 |
7位 |
7→ |
S藤H |
1 |
100 |
$5038 |
|
8位 |
8→ |
Sm田 |
5 |
54 |
$5573 |
|
9位 |
9→ |
O谷 |
3 |
20 |
$2089 |
|
10位 |
10→ |
K谷 |
8 |
9 |
$11174 |
1 |
11位 |
11→ |
S藤A |
1 |
0 |
$0 |
|
12位 |
12→ |
Y田 |
3 |
−16 |
$1477 |
|
13位 |
12↓ |
M井 |
1 |
−50 |
$0 |
|
〃 |
〃 |
K塚 |
1 |
−50 |
$0 |
|
15位 |
16↑ |
T沢 |
4 |
−60 |
$2060 |
|
16位 |
12↓ |
I十嵐 |
2 |
−91 |
$972 |
|
17位 |
17→ |
H野谷 |
1 |
−100 |
$0 |
|
〃 |
〃 |
K村 |
1 |
−100 |
$0 |
|
19位 |
19→ |
T橋 |
2 |
−147 |
$330 |
|
20位 |
20→ |
M本 |
3 |
−153 |
$2744 |
|
2005.09.03 群馬プエルトリコ通信 Vol.32
O島
<第31戦>拡張(4人) 終了:15ターン 記事:O島
N村さんとは最近あまり対戦した記憶が無い。折角なのでメンバーを集めてY田-N村-O谷-O島の順で4人戦。
Y田さんはN村さんの上家なのをいいことにN村さんを縛る。選択のほとんどはN村さんに不利なものだったと思う。私も先に10金建物が購入できるようになりN村さんにとっては最後の希望と思われた[ギルドホール]を購入。この段階でN村さんの勝ちは無くなったかも。
そして問題の最終ターン。O谷さんの総督で始まり、Y田さんは建築で[砦]を購入して建物を埋めきった。Y田さんは既に[公邸]も購入していたが入植者は乗っていない。([砦]と[公邸]の順番は逆だったかも) N村さんはこの時[税関]を買っていたが入植者を乗せてもボーナスは3点。Y田さんは9点アップ。そこで「市長」は選ばずにゲームセット。結果を計算すると私の勝ち。でもY田さんが[彫像]を買っていれば入植者が乗らなくても4点アップ。(これはN村さんも同じ) この場合、N村さんは「市長」を選んだ可能性もあるのでY田さんはトップになれたかもしれない。よって私は勝ちを譲ってもらったという結果。N村さんのポイントを下げられたのは良かったがあまりうれしくない。もう少し何とかしないと。
あとY田さんがかなり強くなっています。最初の頃は[闇市]を無理に使っていて最下位でしたが今では[闇市]も使いこなすようになり6位まで順位アップ。このままなら優勝も狙えるかもしれません。要注意です。
9月3日(土)
戦目 順位 名前 勝利点 (建物+チップ+SP) ポイント(順位点+加算) スタート順
第31戦(拡張)15ターン
1位 O島 44点 (19+16+ 9) +59点(+50+ 9) 4
2位 O谷 40点 (13+27+ 0) +25点(+20+ 5) 3
3位 Y田 38点 (22+16+ 0) −17点(−20+ 3) 1
4位 N村 36点 (21+15+ 0) −49点(−50+ 1) 2
9月25日(日)
戦目 順位 名前 勝利点 (建物+チップ+SP) ポイント(順位点+加算) スタート順
第32戦(拡張)12ターン
1位 Y田 48点 (28+13+ 7) +71点(+50+21) 5
2位 K沢 43点 ( 8+35+ 0) +36点(+20+16) 4
3位 O谷 36点 ( 6+30+ 0) + 9点(± 0+ 9) 2
4位 O島 36点 (22+ 3+11) −11点(−20+ 9) 3
5位 T橋 28点 (11+17+ 0) −49点(−50+ 1) 1
第33戦(拡張)15ターン
1位 Y田 52点 (23+18+11) +62点(+50+12) 2
2位 K沢 52点 (19+27+ 6) +32点(+20+12) 3
3位 O島 44点 (15+25+ 4) −16点(−20+ 4) 4
4位 T橋 41点 ( 5+36+ 0) −49点(−50+ 1) 1
【プエルトリコ2005年ランキング】
(ポイントで同点の場合は勝利点の平均が高い人、更にトップ回数が多い人を上位とします)
順 位 | 前回順位 | 氏 名 | ポイント | 勝利点平均 | ゲーム数 | トップ回数 |
1位 |
1→ |
N村 |
392 |
44.1 |
12 |
6 |
2位 |
2→ |
K沢 |
319 |
45.0 |
27 |
7 |
3位 |
3→ |
Z宮 |
191 |
46.5 |
4 |
3 |
4位 |
4→ |
O島 |
183 |
44.2 |
25 |
4 |
5位 |
5→ |
K塚 |
115 |
44.6 |
5 |
2 |
6位 |
11↑ |
Y田 |
110 |
43.4 |
25 |
4 |
7位 |
6↓ |
K池 |
93 |
43.0 |
4 |
1 |
8位 |
8→ |
O谷 |
81 |
43.8 |
17 |
3 |
9位 |
7↓ |
T沢 |
71 |
44.5 |
2 |
1 |
10位 |
9↓ |
U佐美 |
28 |
45.0 |
1 |
|
11位 |
10↓ |
S村 |
24 |
39.0 |
1 |
|
12位 |
12→ |
T山 |
−14 |
42.0 |
1 |
|
13位 |
13→ |
M井 |
−21 |
40.8 |
4 |
|
14位 |
14→ |
H野谷 |
−49 |
42.0 |
1 |
|
15位 |
15→ |
K村 |
−49 |
39.0 |
1 |
|
16位 |
16→ |
N口 |
−49 |
37.0 |
1 |
|
17位 |
17→ |
K井 |
−49 |
35.0 |
1 |
|
18位 |
18→ |
Sm田 |
−78 |
40.2 |
6 |
1 |
19位 |
19→ |
K谷 |
−92 |
44.0 |
5 |
|
20位 |
− |
T橋 |
−98 |
34.5 |
2 |
|
21位 |
20↓ |
M本 |
−111 |
40.3 |
4 |
|
K塚
第5回・災難の特性(後編)
○災難カード解説つづき
それでは前回で説明出来なかった、残りの6災難についてです。
- ◎価値5の山 総計:15枚 〔7(布)+6(ワイン)+1(洪水)+1(異民族の来襲)〕
■洪水(貿易不可)
災難被害度:大(小・但しトラキアは中) 災難種別:両方 要注意文明:バビロニア・エジプト・(トラキア)
対抗策:土木工事
解説:洪水は主要都市エリアに洪水平野を持つバビロニア、エジプトにとっては非常に大きな(17ポイント)損害となりますが、その他の国(トラキアを除く)では1都市が消えるだけなので、あまり大した損害にはなりません。よって、担当国がバビロニア、エジプトの場合には早めに土木工事を購入して憂いを断っておくのが上策です。もちろん、貿易不可災難なので自分で引く可能性はそう高くはないですが、もし土木工事なしで洪水を受けた場合、3都市+αが消えるので勝つのがかなり難しくなります。なのでやはり、最初から確実に土木工事を押さえておくべきでしょう。なお、トラキアにも洪水平野がありますが、主要エリアでは無い上にトラキアには序盤から土木工事を買えるほどの国力は無いので、もしも洪水を引いてしまったらあきらめる方向で行くのが良いでしょう(笑)。
■異民族の来襲(貿易可能)
災難被害度:大 災難種別:特殊 絶対安全文明:クレタ
対抗策:金属細工・土木工事
解説:異民族の来襲はかなり嫌な災難です。自文明のスタート地点から15トークンの異民族が現われて自国領内を荒らしまわるのですが、戦闘後残った異民族はその場に留まってしまうからです。この為、異民族の殲滅にはどうしても数ターンを要するようになり、その間はその土地を使用できないので国家の経営上、大変な不利益を被る事となります。一応、対抗策として金属細工が最も有効ですが(土木工事は自都市を攻める際に必要なトークンを多く出来るのみ)、争い以外には使えないカードなので、災難を受けてから購入しても良いでしょう。なお金属細工がある場合には、異民族エリアに1トークンだけ侵入させてちまちまと削っていく方法が、自国に損害が出ないので、時間は掛かりますが有効な手法と言えるでしょう。しかし異民族の殲滅中にもう一度この災難を受けた場合には残っている異民族と合流してしまうので、国力があるなら損害を省みずに短時間で殲滅してしまったほうが良いかもしれません。いずれにしてもなるべく受けたくない災難ですので、貿易時に注意するか、もしくは最初の文明選びで唯一損害を受けないクレタを選ぶのが有効(?)な方法と言えるでしょう。
- ◎価値6の山 総計:12枚 〔6(青銅)+5(銀)+1(伝染病)〕
■伝染病(貿易可能)
災難被害度:極大 災難種別:両方
対抗策:薬学 被害増大:道路建設
解説:伝染病は非常に恐ろしい災難です。主被害者は16ポイントもの損害を受ける上に、各エリアには最低でも1トークン残さなくてはいけないと言うルールにより、多数の都市が巻き添えで衰退することになるからです。さらに、副被害者にも合計25ポイント(1人の上限は10p)もの損害を与えるので、貿易時に貰わないという戦術もあまり有効では無く、その上価値6以降の山は枚数が少ない上に貿易での主力となる物ばかりなので、災難カードの回転が非常に早く(人数が多いとほぼ毎ターン出る)、必然的に薬学の価値は非常に高いと言えます。よっていかに早く薬学を手に入れられるかが勝利へのカギとなるのですが、かなり高価な(140)カードですので、クーポンを利用して計画的に購入する必要があると言えるでしょう。
- ◎価値7の山 総計:12枚 〔6(スパイス)+5(樹脂)+1(内乱)〕
■内乱(貿易可能)
災難被害度:とても大 災難種別:都市
対抗策:劇と詩・音楽・法律・民主主義 被害増大:道路建設・軍事
解説:内乱は都市3つを残してあとは全部衰退となる、とても大きな災難ではありますが、中盤までに安い劇と詩・音楽を(内戦対策も兼ねて)揃えられれば5都市が残るので十分再建可能です。しかし、注意して欲しいのは次の偶像破壊(4都市衰退)と一緒にくらった場合で、この場合はおそらく都市が全滅する事となるでしょう。ですので貿易時には十分注意する必要があると言えます。また、さらに損害を減らせる法律・民主主義ですが、この2つはとても高いカードなので、それだけの貿易カードを持っているなら次の偶像破壊対策に宗教関係へと進むのが、私としては有効だと考えております。ちなみに、道路建設は伝染病・内乱・偶像破壊の損害をどれも増加させてくれるステキなカードですので、ぜひ購入しない事をオススメいたします。(笑)
- ◎価値8の山 総計:10枚 〔5(宝石)+4(染料)+1(偶像破壊と異教)〕
■偶像破壊と異教(貿易可能)
災難被害度:大 災難種別:都市
対抗策:法律・哲学・神学 被害増大:道路建設・一神教
解説:偶像破壊は4都市衰退ですので、これ単体ならそんなに恐れることは無いのですが、多くの場合、すでに何らかの災難を受けた後にコレが来るので、結果としてとても大きな災難になります。特に内戦・内乱のどちらかを受けた後だと、文明存亡の危機さらされる事となるでしょう。とはいえ貿易時に注意しても、副被害者として任意の2都市を衰退させられるので、なるべく早く対抗策を手に入れるしか有効な手だてはありません。しかし対抗策となる文明カードはどれも高いものばかりで、全てを手に入れるのは困難です。そこで、対策として最も有効なカードである神学(都市損害を3つ減らせるし、副被害も受けない)を手に入れる方向(宗教関係)で行くのが良いと思います。たしかにゲーム中最も高価(250)ですが、数々のクーポンが使えるので、中盤以降はこれを目標に文明カードの購入を行なっていくのが良策でしょう。
- ◎価値9の山 総計:10枚 〔5(金)+4(象牙)+1(海賊)〕
■海賊(貿易可能)
災難被害度:やや大 災難種別:都市
対抗策:土木工事・建築
解説:海賊は異民族の来襲の都市版みたいなもので、沿岸都市の2つが海賊の物になってしまいます。しかし副被害者として他プレイヤー2人の沿岸都市1つずつを海賊の都市と出来るので(お友達もキレイに)、差し引きゼロかと思われますが、海賊都市を攻略してかつ同ターンに都市を作る為には11ものトークンを消費する必要があり、地図上の都市の印は限られているので、実は主被害者にかなり重い災難です。対抗策としては海賊都市を攻めやすくする土木工事と、都市を建設しやすくする建築があり、この2つを併用すれば7トークンで攻略が可能ですが(海賊が5トークンに置き替わるので損害は4トークン+略奪で3金、これを残りの3トークンと合わせて都市を建設)、これが出来るのは1都市のみなので同時に2都市を攻略して都市にするにはかなり(17トークンを消費)無理をする必要があるでしょう。また、価値9の山は金18で購入することができるので終盤は毎ターン出現して世界の4都市を海賊都市に変え、各プレイヤーはその対応に追われる事となりますが、決定的な対策はコレといって無いので、残念ながら発生したらひたすら潰して行くしか方法はありません。ちなみに海賊はトークンとして残れないので、少なくとも海賊都市を潰しておけば自分のトークンのみ残るので十分意味はあります。なお、他プレイヤーの都市を海賊都市に選ぶ際には、なるべく隣接エリアが少なく攻めづらい所や、都市の印が無いところに建設された都市を選ぶのがセオリーです。さらに、自分や第3者が攻めやすい所を選ぶのも良い方法でしょう。
○まとめ
当初は予定に無かった3回もの長さになってしまった災難の特性ですが、結局ダメージコントロールの差が勝敗を分けると思いますので、災難についての知識は必須条件です。その意味でアレやコレと書いていくうちに長くなってしまいましたが、重要項目ということでご容赦ください。目標としては貿易フェイズに入る前に、自国が今回受けると厳しくなる災難が瞬時にわかるようになる事です。が、それはなかなか難しいので気長にいきましょう。
それでは次回からは、文明カードとその購入順番について述べていきたいと思います。
(たぶんかなり長期になる………予定)
(2570.10.10)
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