錦山荘探訪記


 尻焼(しりやき)温泉。群馬県吾妻(あがつま)郡六合(くに)村にある天然温泉です。その最大の魅力は何と言っても川そのものが温泉になっているという点です。全国露天温泉数あれど、尻焼ほどの規模は稀のようです。地元群馬県民として一度は訪れなければと念願し、10月に友人N氏と尻焼行きを決行しましたが・・・。「錦山荘探訪記」なのになぜ尻焼の話を延々するか、その訳は以下よりどうぞ。


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  ○尻焼豆知識

 「尻焼」とは珍奇な名です。尻焼温泉は川底から温泉が湧きだしており、昔は川底を手で掘り穴を作って、そこに溜まる温泉に尻を付けて痔などの湯治をしたことから尻焼という名がついたそうです。

  ○参考…六合村の電網敷地



N氏の車

 天気は良好、温泉探訪日和。N氏所有のスズキ車CARAでいざ出発です。



東村のセブンイレブン

 渋川市を抜けて快調に吾妻郡東(あづま)村へ。セブンイレブンで小休止。ところが・・・。



故障車

 好事魔多し。突如エンジンがかからなくなりました(゚◇゚)ガーン。エンジンルームを空けて調べます。やむを得ずバッテリーを交換し高崎の修理工場まで戻ることにしました(T_T)。



三菱の工場

 幸いに300メートルほど歩くと三菱車の展示・修理工場がありました。新しいバッテリーを購入し、古いものを引き取っていただき感謝感謝、地獄に仏です。ありがとうございましたm(_ _)m。



コスモス畑

 道路脇のコスモス畑が落ち込んだ心をなぐさめてくれます。バッテリーを担いで運ぶN氏。



スズキの修理工場

 修理工場には無事辿り着き車を預けたもののこのまま引き下がるのは悔しいのでレンタカーを借り、N氏の案内で高崎近郊の「錦山荘」へ行くことにしました。



錦山荘

 錦山荘は高崎市西の「白衣観音」が見える小高い観音山山麓にあり、戦前は「清水鉱泉」として栄えました。以前は政界の要人御用達の場所でしたが、今は一般利用者が気軽に利用できます。すいとんに似た食べ物「おきりこみ」が有名です。



成分表

 脱衣所前の成分表です。ガラメキと違いこちらはちゃんと沸かしてあります(^_^)。



高崎市街の眺め

 浴室見晴らし場からの眺め。高崎市街を一望できます。



食堂

 食堂で味噌おきりこみを注文。温泉に浸かった後の食事はまた格別です。またここでは味噌おでんが無料で味わえます。

 目指す尻焼には行けませんでしたが、噂に聞く錦山荘を初めて訪れることができて満足の1日でした。2週間後、わたしたちは雪辱を期して再び尻焼を目指します。


  ○参考…錦山荘の電網敷地



   「雪辱」尻焼温泉探訪記へつづく


(2567.11.16)



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