秩父観音札所巡拝記(2)
午後は山梨県側に向かい24番からお参りを続けます。
24番法泉寺(ほうせんじ)。117の石段を登り切ったところにお堂があります。欄(てすり)はあってもお参りは一苦労ですが、みなさん元気にお参りされていました。
法泉寺前の石段。
25番久昌寺(きゅうしょうじ)。観音堂から少し先にお寺の本堂があります。駐車場への入り口が狭く、マイクロバスは駐車が困難。この後は再び秩父市街へ戻ってゆきます。
22番童子堂(どうじどう)。やさしく落ち着いた雰囲気のお堂です。三門の仁王像も剛健さよりも愛嬌を感じさせます。
金剛力士阿形(あぎょう)。
金剛力士吽形(うんぎょう)。
21番観音寺(かんのんじ)。県道72号(秩父荒川線)沿いにあります。道を挟んで駐車場と観音堂があり、交通量が多いのでお参りには注意しましょう。
20番岩之上堂(いわのうえのどう)。荒川沿いの崖の上にあり、駐車場からは川へ向かって石段を降りてお参りに行きます。こちらは内田家個人持ちの観音堂で、当日も内田氏が納経所に詰めていらっしゃいました。
19番龍石寺(りゅうせきじ)。大きな岩盤の上にお堂が建ち、こちらも岩之上堂という感じです。以前は中へ入ってお参りできたそうですが、現在は正面が柵で仕切られています。子どもたちがお堂を写生していました。
17番定林寺(じょうりんじ)。こちらでも子どもたちがお堂を写生していました。お堂はこぢんまりとしていますが、周囲に石を積んだ土台の上に建てられていて、風格があります。
秩父札所の各観音堂は壮麗なものではありませんが、それぞれが地域にとけ込んで実に調和しています。昔から地域の方が守り伝えてきたものが、現在もしっかりと息づいている。そんな印象を受けます。
最後にじばさんセンターでお土産を買って帰りました。ご参加の皆さん、次回の結願巡拝も元気に楽しく参りましょう。
(2569.10.22)
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